ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

勘違いを貫いた人の勝ち!

こんばんは

 

回転寿司のなかではいちばんスイカが好き

 

guts koporu takkaです

 

 

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鏡リュウジ、双子座の君へ

 

 

 

今回は少し、特殊な回ですね

 

私は占いに関してはどちら寄りでもないスタンスです

 

詳しく勉強したことはありませんが、

在り方自体が不思議な世界に生きていながら、

オカルトだと否定することはない

 

しかし、良くないことを言われたからといって

落ち込むわけでもない

良いことを言われたら言われたで、

悪いことを言われたら言われたで、

それぞれに受け止めて、

前に進むためのエネルギーに変えていくだけですね

 

 

鏡リュウジさんは、なかでも密かに好きな人で、

有名みたいなので知ってる人は知っている存在でしょう

 

表紙の

 

『 立ち止まるな、動き続けろ 』

 

にビビッときて購入したわけですが、

それにしても、

なぜ全体の8%にしか該当しないような

 

〝双子座の本〟

 

をブログにもってきたのか?

 

それは、占いには統計学的な一面を感じるのと、

(インチキだって言ってるわけではありません)

 

どんな人にも応用が利く真理が含まれていると思うからですね

 

 

 

極彩色の絵を描け

 

『夢や目標をかけもちしよう

いろんなことに興味があって1つに絞れない。新しいことに興味がわくと、
それまで取り組んでいたことを捨ててしまう
そんなあなたは、もしかして、夢は1つであるべきと思い込んでいないだろうか
「かけもちしちゃダメ」とか、「ひとつのことをちゃんとやらなきゃ」と多くの人は言う
すべて中途半端になって、成長できない、と
でも、双子座は少しちがう。いろんなことを少しずつかじってもいいし、
やりたいことがあったら全部やればいい
やりたいことが3つあれば3つ、5つあれば5つやればいい
双子座には、複数のことを同時にできるチャンネルがある。切り替えがうまいから、
むしろ1つだけやるよりも効率がいい
1つのことだけをずっとやっていると集中力が持続しないけれど、
複数のことなら短時間ですごく集中できるし、飽きないから、長く続けられる
いざとなったら別のものがあるという感覚があると、気楽な気持ちで取り組めるから、
斬新なアイデアが浮かんでくる
しかも、それらは一見バラバラにやっているように見えるけど、
あなた自身のなかで混ざり合って、刺激し合って、あなたを成長させる
異質なものを組み合わせるからこそ、さらに強化されることもある
それに、結果よりもプロセスを楽しむあなたは、いざ夢や目標が叶いそうになると
やる気や興味をなくしてしまうことがある
でも、夢や目標をいくつもかけもちしていれば、たとえ1つの目標を達成しても、
まだまだ追いかけるべき夢がある
いくつも夢をかけもちすることで、常に全力で進んでいける』
 
夢や目標がひとつだけでなければいけない
 
これも、前回の
 
〝石の上にも三年〟
 
と同じ類の〝洗脳〟ですね
 
いえ、時代によってはある程度正しかったのでしょう
 
と言うより、
それで多くの人が幸せになれた時代があったのかもしれません
 
しかし、
長く受け継がれているもの
 
ことわざだったり、しきたりだったり
 
確かに長く伝えられているということは、
歴史の審判に耐えて生き残ってきたという事実もある
 
けれど、だからと言ってそれがそのまま
 
〝真理〟

 

だと思ってしまうのは危険だと思いますね

そこには、

 

〝誰かにとって都合がいい〟

 

思索が含まれている可能性があります

大切なのは、

 

〝自分の頭で考えること〟です

 

そう、夢はひとつである必要はありません

 

その概念を持っていると、

 

〝自分の心の声を聴く〟

 

という、

より大切な行動に支障が出る可能性があります

 

私はきっとこれがしたい

 

あれ、でもこれもしたい気がする

 

どっちなんだろう、どっちなんだろう

 

‥バカみたいですよね

 

どちらもあなたの好きなことです

 

ひとつに絞る必要なんてどこにもない

 

人生という一枚の絵は、

いろんな色の絵の具があって完成するものです

音楽が好きなら音楽だけ

料理が好きなら料理だけ

 

それでは視野が狭い、

つまらない人間になってしまうと思いませんか?

 

ジョン・レノンが言っていました

 

「ポールのつくる曲は素晴らしい

 だけど、彼には音楽しかなくて、少しつまらないんだ」

 

 

そして、

〝自分のやりたいことがひとつだけ〟

 

という思い込みは、意外なところでもあなたを苦しめます

たとえば自営業を始めたとします

自分の旗を立てて始めた仕事

やりたくて始めたことなのに、

ある地点で苦しむ人が出てきます

 

あれ、楽しくないな‥

 

人の夢は移ろうのです

と言うより、

自分がいまいる〝ステージ〟によって見える景色は違うのですから、

やりたいことが変わるのは当たり前のことなのです

 

なのでその時点でベストな方法を選択して

また違う道を進んでもいいのです

 

無理やり〝夢〟のようなものを考えるから囚われるのかもしれませんね

 

自分の声に素直に、

ただ、動けばいいということです

 

 

複数のことを同時にできるチャンネルがある』

 

というあたりですが、

たしかにそういう星の下に生まれた双子座は、

少しだけ他の人よりもそういったことが得意なのかもしれません

 

しかし、

それだって結局

 

〝女性は男性よりも複数のことを同時にこなすことに長けている〟

 

と言われますが男性だって訓練次第で可能です

 

〝洗脳〟とは厄介なものではありますが、

必ずしも悪ではありません

 

あなたの〝洗脳されたい情報〟に触れて、

良い思い込みによって人生の舵を取ればいいのです

 

人生は、

 

〝最後まで勘違いした者が勝ち〟

 

なんですよ!

 

 

 

他人事は、自分事

 

いつもどおり、以下に読書ノートの残りを貼っておきますが、

もしあなたに少しの時間があるならば、

〝双子座の話〟ではなく、

自分のこととして読んでみてください

 

そこには、双子座ではないあなたにも響く言葉がきっとあるはずです

 

読んでいけばわかると思いますが、あるところでは

 

〝双子座は新しいものを追え〟と言い、あるところでは

 

〝古典もたしなめ〟と言っています

 

でも、私はどちらにも希望を感じました

 

そういうことなんです

 

〝他人事〟を〝自分事〟として感じられる感性は、

人生を豊かにするために、とても大切な要素です

 

そういう人が、

 

〝世界のすべてから学べる人〟なのですから

 

 

 

 

『双子座のハウスナンバーは3

3ハウスは「情報」のハウス
飛び交う情報をキャッチする星座です』
 
 
『どの風に乗れば、知らない場所へ行ける?
おもしろいことがありそうな方角はどっち?
どの風に乗るのが、いちばん刺激的?
どこに着地すれば、新しい人と出会える?
(中略)
鳥のように世界を眺め、見つける
誰も知らない角度。考えてもみなかった視点
双子座の可能性は、そこにある
何かになりたい。何にもなりたくない
夢はたくさんあるようで
ひとつもない気もする
あなたのなかにいる「2人の自分」
心は2人のあいだを行ったり来たり
定まらない。とどまらない
それが、あなたの力になる
(中略)
双子座にゴールも居場所も必要ない
夢、野望、大切にすべき仲間、愛する人
あらゆる場所を、風のように吹き抜けろ
その吹く風の流れが、双子座のあなただ
flying,thinking,dreaming,blowing...
いくつもの“ing”を抱えて生きてゆけ』
 
 
『新しいものから、より新しいものへ
おもしろいものから、次のおもしろいものへ
双子座はいつも飛び回り続けている
どこにもとどまらず、何にも染まらず、
好奇心のおもむくままに
そして、自分のなかの、
もうひとりの新しい自分に出会うだろう
双子座に、たったひとつの自分らしさなんて似合わない
立ち止まらないで
さあ、次へ行こう』
 
 
『ミーハー力を鍛えよう
ミーハー。あなたはそんなふうに言われたことがないだろうか
それはたぶん、あなたが情報伝達の神・ヘルメスを守護星にもつ双子座だから
双子座は情報への感度が高く好奇心が強いぶん、流行りものが大好きで、いろんなものに
首をつっこみたがる
新しいものに目がなくて、1つのことを極める前に、次の新しいものに目移りしてしまう
でも、ミーハーであることは欠点じゃない
あなたは自分が何をやっても中途半端で軽すぎるとコンプレックスを
抱いているかもしれないけれど、ミーハーであることは大きな武器になる
柔軟で1つのことにこだわらないから、大きな変化にも対応できる
新しいものが大好きだから未知の技術や新しいトレンドもすぐ吸収して、
乗っかることができる
情報への感度が高いから、変化を先取りしていち早く対応策を考えることができる
これからは、1つのことをつきるめる専門家より、
変化を恐れないミーハーが力を発揮できる時代なんだ
だから、あなたはミーハー力をもっともっと鍛えよう
方法は簡単だ。新しくオープンしたお店に出かける。最新のスマホを手に入れる
話題の映画を観に行く。流行のファッションをいち早く取り入れる
ブレイクしそうなアーティストをチェックする
そうやって新しいものを追いかければいい
そして、質より量でいろんなことに手を出そう
あなたには深さなんて必要ない。翼をもっともっと軽くすること
新しいものから新しいものへ、おもしろいものからもっとおもしろいものへと
自由に飛び回ること
そうすれば、きっといい風にめぐりあえる
そして、あなたを今よりずっと高い場所に運んでくれる』
 
 
『たとえ百人の専門家が、
「あなたには才能がない」
と言ったとしても、
その人たち全員が間違っているかもしれないじゃないですか
1926/6/1生まれ
「Everything about MM」より』
 
 
『自由なチームで、自由に動く
まるでピーターパンのように、遊ぶように飛び回る
双子座がそんなふうに自由気ままに振舞うのは、風の星のもとに生まれたから
イデアも行動力もコミュニケーション能力も抜群で、社会でも大きな力を発揮できる
でも、追い詰められたりあなたが全責任を負うような立場になると、
たちまちその良さが消えてしまう
何も双子座が無責任だと言っているのはではない
あなたは、自由に羽ばたけるポジションでこそ輝けるのだ
それでも自分がリーダーに選ばられたときは、そのチームを決して固定化しないことが大切
プロジェクトごとにメンバーを入れ替えて結成と解散を繰り返す
ウェットな人間関係や深い信頼関係よりも、プロジェクトに見合ったメンバーと協力し、
終わったら解散する
そんなドライな関係の方が、あなたには合っている
変化を好む双子座は、常にちがう人と仕事をすることでいろんな刺激を受けて成長できる
刺激を求めて自由に動き回り、いろんな人と出会うことが成功の鍵だ』
 
 
『すでにあるものを変身させる
鋭い観察力を持っている双子座のあなた
だから、人が気づかないようないいところ、おもしろいことを見つけ出すのが得意
普段はあまり目立たない人の特徴や良さを見抜き、
思わぬあだ名をつけてクラスの人気者にしてしまう
商品は同じなのにまったく違う視点からキャッチフレーズをつけたり、
パッケージを新しくして売り出してみる
太宰治の名作にマンガのイラストをつけたり、CDに握手券をつけたり
本来の用途とは別のまったく新しい使い方を見出すことも
健康とコーラ。猫とカフェ。ドラッカーのマネジメントと女子高生。三味線とロック
こんなふうに、意外なものを組み合わせることで新しいビジネスにも活かしていく
すでにあるものの中から、誰も気づいてなかった良さを引き出してきて掛け合わせてみる
ゼロから何かを考えて生み出すよりも、その観察力を活かしたほうがいい
あなたなら、そこに隠された魅力に気づけるはず』
 
 
『海という世界は、他の世界と同様、
それを確かめようとするものがあって、初めて実在するものです
発見は創造についで重要な事柄です
1910/6/11生まれ
「クストー海の百科」より』
 
 
『自分で自分にツッコミを入れる
牡羊座を生まれたての赤ちゃんとするなら、双子座は言葉を覚え始めた子ども
コミュニケーションや言語を司る双子座は、言葉を通して世界を認識していく
言葉にすることですべてを相対化していくのだ
だから、落ち込んでいるときや壁にぶち当たったときにも、
その力は発揮される
もしも今、何かで落ち込んだり困っているなら、その状況を言葉にしてみるのだ
自分のミスも、自分でマヌケだと言うことで過去のものにしてしまう
会社でつらい目にあったなら「これがパワハラってやつ?」と笑ってみる
失恋して悲しくても「悲劇のヒロインかよ」なんてツッコんでみたり
こんなふうに、自分で自分にツッコミを入れてみよう
言語化してないときはつらいけれど、言葉にすることで、つらかった自分が、
つらかったことが、自分のおもちゃやネタになる
これは弱点も同じ。弱点と思い気にしていることを言葉にしてネタにすれば、
たいした問題じゃなくなったり、かえってアピールポイントになることも
言葉にすることで、それが自分から離れていく
つらいことも他人事に変わる
自分で自分にツッコミを入れ、言葉に変えてゆくうちに、
気づいたらあなたはつらかった体験を笑い飛ばしているだろう』
 
 
『眠ることで生まれ変わる
常にアンテナを張って、情報をキャッチし続けている双子座
普通の人ならオンオフを使い分けるが、あなたは仕事中もデートや休日でも、
常に何本ものアンテナを働かせている
それは、誰もができることじゃない
だからこそ双子座のあなたは、知らず知らずのうちに疲れをためてしまう
とくに精神的な疲れは、自分でも気づかなかったり、
表に出すことも少ないからまわりの人にもなかなか気づいてもらえない
ときどきアンテナをオフにする時間も必要
起きているのにアンテナをオフにしたり、のんびりすることが苦手なら、
あなたにとって寝る時間はすごく大事
落ち込んだときも、寝てしまえばリフレッシュして解決策が浮かんだり、
逆にどうでもよくなってしまうはず
そのために、いかに質の高い睡眠をとるかがポイントになってくるのだ
寝る1時間前にはお風呂に入って、ホットミルクやカモミールティーを飲む
朝起きるときも、部屋に朝日が入るようにしておく
双子座のカストルポルックスが、不死性を交互に与えられ、
1年の半分ずつを地上で生きることを許されたように
しっかい眠りさえすれば、次の朝には、あなたは新しく生まれたように
リフレッシュすることができる』
 
 
『みんなと友だち以上恋人未満の関係をつくろう
特定の人とべったりした関係になることはあまりない双子座
誰とでも良好な関係を築けるが、まわりからは八方美人だと思われることも
しかし、八方美人であることを恐れる必要はない
それは、誰とでも適度な距離感を保てるという証
友達以上恋人未満
それがあなたにとって、いちばん心地いい関係なのだ
だから、男女なら友達以上恋人未満。同性でも知り合い以上親友未満や、
同僚以上プライベート未満のように、ほどより距離を保ってゆこう
もしかしたら、あなたは自分で自分のことを、
人と深く付き合うことができない浅い人間だ、なんて思っているかもしれない
でも、1人の人と深く付き合うわけじゃないぶんいろんな人の良さを吸収し、
それをネットワークにつなげてゆくことができる
すると、しだいにその数が深さを凌駕してゆくのだ
しかも、風のように軽やかなあなたは誰かの嫉妬を買うことも少ない
そんなあなたの魅力を活かし、みんなと友達以上恋人未満の関係をつくってゆこう』
 
 
『もうひとりの自分を覚醒させる
ピーター・パンにたとえられることもある双子座
子どものような無邪気さやフレッシュさ、快活さは、自分でも自覚しているだろう
でも、実はもっと奥深くにもう1つの思考が眠っている
双子座になったカストルポルックスのように、あなたの中には2人の自分がいる
子どもと大人、論理と感情、冷静さと情熱……
自分でもクールでどこか冷めていると思っているかもしれないけど、
本当はあたたかな気持ちや情熱もある
器用なあなたは、今のあなただけで十分にやっていける力があるから、
もう1人の自分には自分でも気づいていないのかもしれない
でも、あなたのなかに眠るもう1人の自分に気づくことができれば、
もっと成長することができる
もう1人の自分を覚醒させる
そのために、あえて自分の志向とは真逆のことをしてみよう
邦画ばかり見ているなら外国の映画を観てみる
最新の小説ばかり読んでいるなら、古典を読んでみる
ぺたんこ靴ばかり履いているなら、ヒールを履いてみる
いつも同世代の友人とばかり遊んでいるなら、上の世代や下の世代と交流してみる
今までと全くちがうタイプの人と恋愛してみる
やりたくない、興味がないと思ったことほど、手を出してみて
そうすれば、今まで気づかなかった自分の二面性に気づくはず
そんな二面性を抱えて生きてゆくことで、あなたは新しい場所に飛び立ってゆける』
 
 
『ふたつの自分を行き来する
双子座に宿る、相反する「二人」
子どもと大人
ウソとほんと
一瞬と永遠
冷静さとあたたかさ
双子座は生まれながらに、いくつもの矛盾を背負っている
いまはまだ一人の自分にしか気づいてないかもしれない
でも、魂の奥に眠る、
新しい自分が目覚めるときがきっと来る』
 
 
『「どれがほんとの自分?」
なんて答えは探さなくていい
どれかを選んで、どれかを捨てる必要もない
「ぜんぶ自分!」と開き直って、
いくつもの自分を自由に行き来すればいい』
 
 
『アンテナが赴くまま、動き回れ
あなたを縛るものは何もない
決まった場所、決まった夢なんてないんだ
何にも染まらず、とらわれず、
つねに自由でいることが、あなたを成長させる
論理と感情
未熟と成熟
すばやい反射と深い思考
古いものと新しいもの
自由と責任
どちらも捨てることなく
どちらにも身をとどめることなく
古いもののなかに、新しいものを見出す
大人の責任をひきうけながら、子どもみたいな遊び心を失わない
どこも終着点じゃない
たどり着いたら、そこはもう通過点にすぎない
いくつもの自分の間を、絶えず、行き来しているその状態
動き続けている、プロセス全部
それが、あなたそのものだ
飛び回れ!
あなたのアンテナが赴くままに』
 
 
ではまた次回!