ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

本当はあなたの足元に置かれている、ギフト

『 与えられた条件のもとで最高のパフォーマンスを発揮するように、自分自身の潜在能力を選択的に開花させる 』

 

 

『〝世のため、人のため〟に仕事をするとどんどん才能が開花し、〝自分ひとりのため〟に仕事をしていると、あまりぱっとしたことは起こらない

人間がその才能を爆発的に開花させるのは、〝他人のため〟に働くとき。人の役に立ちたいと願うときにこそ、人間の能力は伸びる
余人を以(もっ)ては代え難いものとして、召喚されたという事実が人間を覚醒に導く。宗教用語ではこれを召命(vocation)と言う。神に呼ばれて、ある責務を与えられること。〝天職〟という意味もあり、〝calling〟も同様
天職というのは自己決定するものではなく他者に呼ばれるもの。自分が果たすべき仕事を見出すというのは本質的に受動的な経験』
 
 
『 人が〝無意味〟だと思って見逃し、捨て置きそうなものを、「なんだかわからないけれど、自分宛ての贈り物ではないか」と思った人間は生き延びる確率が高い 』
 
 
内田樹、街場のメディア論

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こんばんは

うちの娘(新生児。まだ入院中)は、

よくおならをするそうです

そして、おしっこよりうんちをたくさんするそうです

明らかに、私似ですね

おならの部分じゃないですよ(すかしはするけど‥)

 

guts koporu takkaです

 

 

 

『 与えられた条件のもとで最高のパフォーマンスを発揮するように、自分自身の潜在能力を選択的に開花させる 』

 

日雇いの肉体労働をしていたとき、

尊敬していた人が現場でボソッと言った言葉があります

 

「あるものでなんとかやるしかないんだよ」

 

その人はどんなにキツい現場でも、ほんとにあるものでなんとか

段取りをして切り抜けてしまうので、いつも目を見張ってその人の

動きを観察していました

カッコいいですよね

 

ただ、これは

〝ないものねだりをするな〟ということではありますが、

〝いま持っていないものをあきらめろ〟

ということではもちろんありません

 

〝選択的に開花させる〟というところがポイントなんですね

誰だって最初は二足のわらじを履いていたり、

明日プロサッカー選手になりたい、と言ってなれるものではありません

 

いま現在の、生活のためにやっていることを好きになる努力は

とても大切で、ある意味そこからしか

〝本当に追いたいもの〟は見えてこないとも言えます

 

いまが本番じゃないと言ってる人に、

一生本番は来ません

 

しかし、いつでも選択の自由は与えられているのです

選り好みしていて「仕事がない」とか言ってても仕方がないですが、

自分の学びたいこと、吸収したいことにより近い仕事を選択していく

自由があります

というか、それでなければ自分が本当に欲しいものなんてどんどん

わからなくなっていくに決まってますよね

 

また、いま現在

〝明らかにここじゃないな〟とか、

心底イヤな仕事に就いている人は、すぐに辞めてください

石の上にも3年とか言ってる場合じゃないですよ

 

私も経験上、

イヤな仕事も世間の常識?に合わせてある程度耐えたことは

幾度かあります

しかし、その後のダメージはなかなか取り返すのが大変なものです

そして、誠意を持って、しっかりと自分と向き合ったうえで

辞めるならば、

たとえ入って数ヶ月で辞職したとしても、

自分次第で必ず人生は上向いていきます

というより、変な〝常識〟を意識して無理をするより、

確実にいいです

 

あなたには選択の自由があります

基本的に、誰もなにかをあなたに強制できません

選択しなければ、道は見えないのです

 

 

 

『 人が〝無意味〟だと思って見逃し、捨て置きそうなものを、「なんだかわからないけれど、自分宛ての贈り物ではないか」と思った人間は生き延びる確率が高い 』

 

そして、目の前のことを懸命にやる中で、

自分を呼ぶもの、

または

自分の声を聴き分けるためには、

こういったところにヒントがあったりするのです

 

他の人にはなんてことなくてスルーされるもの

だけど、

あなたのために用意された〝ギフト〟

 

探し出してみてください

神さまは、別に意地悪をして隠したりはしないですから

あなたが、見ようとしていないだけです

 

 

ではこのへんで

バイバイ!