ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

〝完璧主義〟の裏に潜んでいる、真実

こんばんは

 

昨日前世の話とかあの世の話をして、

今日は友人の墓参りに行っていた男、

 

guts koporu takkaです

 

 

お墓とかお寺とか、

落ち着くんですよね~

 

さすがに夜とかに(皆さんがお休みの時間に)

訪れたりしようとは思わないけど、

お墓とか自体が気持ち悪かったりするんじゃなくて、

どんな場所も、

自分の心の在りようによって変わるんだと、

最近は思っていますよ

 

 

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ジェリー・ミンチントン、うまくいっている人の考え方 完全版

 

 

 

 

この本は20代前半のころ、

生まれて初めて手に取った自己啓発の本じゃないでしょうか

 

うまくいってなかったんですかね?w

 

ただ、いまは反動で筋金入りの前向き男になってますが、

そのころはまだ鬱と躁を繰り返すような日々だったのは

たしかだと思いますよ

 

当時交際していた女性に、

この本で得た知識をそのまんま話していたら、

すごくしっかりしている人みたいに思われたことを

覚えていますw

 

 

 

信頼しているよ、という顔をして、

あなたをバカにしている人たち

 

『したくないことははっきりと断る

こちらがいやだとか都合が悪いと思っているのに、
自分の仕事をひたすら押しつけてくる人がいる
そして、もしその人の要求に負けてそれを受け入れると、
結局、こちらが憤りを感じたり、相手の犠牲になったように感じたりするものだ
こういう状況から逃れようとして、断る理由をいろいろ考えても、めったにうまくいかない
相手は口がうまく、理屈をいろいろこねて説得してくるだけだ
こういうときは、はっきりと断ればいい。いちばんいい解決法は、
「私はそれをしたくありません」と言い切ることである
理由を述べる必要はない
相手があなたに要求を押しつけてくることに疑問を感じないのと同様、
あなたも相手の要求をはっきりと断ることに疑問を感じる必要はない
自分の責任ではないことを引き受ける義務はない』
 
いましたねえ!
前職で営業の仕事をしていたとき、
最初の上司だった人がまさにこんな人でした
 
その人はいろいろ気にかけてもくれましたが、
今回この引用なのでずばりその部分だけあげれば、
自分の仕事、
本当にその人が〝やるべき〟仕事を、
理屈をこねくり回して人に押しつけるんですね
 
そういうのは圧倒的スピードで片づけて、
自分の腕を上げるという建設的な発想もあります
なんにでも文句を言ってる人は、
それはそれで不快ですからね
 
ただ、この引用が示すことも全然間違いじゃありません
上司に対して
 
「それはやりたくありません」
 
と言うのは、私もサラリーマンをしたことがあるので
難しいことはよく理解しています
しかし最終的にNOと言えない人は、
 
そのままうだつがあがらないで終わることも確かなんですがね
 
上司とではありません
自分との、闘いですよ
 
 
ひとつ、力になるかもしれない言葉を引用しておきます
『断るべきときは断る
頼みごとをしてくる人を助けてはいけないのは、次のような場合だ
※理不尽な要求である場合
※あなたにその気がない場合
※あなたの信条に反する場合
※あなたに不都合が生じる場合
※相手が自分でできることを頼んできた場合
※お返しをすることができるのに、相手にその気がない場合
今まで相手の頼みごとを聞き入れてきたなら、急に断るのはむずかしいかもしれない
しかし、その壁は乗り越えることができる
「ノー」と言う機会が増えれば増えるほど、楽に断れるようになるからだ
あなたが頼みごとを断ると、今まであなたを利用してきた人たちは、
驚いたり腹を立てたりするかもしれない
しかし、彼らが何と言おうと、あなたの友人ではないのは確かだ
自分を利用しようとする人には、きっぱり「ノー」と言えばいい』
 
そう、あなたの友達ではないことだけは、
たしかなのです
 
 
 
 
完璧主義とはなにか
 
『完璧を求めない
完璧主義者は幸せな人ではない。完璧主義者に共通する傾向をいくつか指摘しよう
・他の誰よりもきちんと物事を処理できると信じているために、よけいな仕事をたくさん背負い込む
・物事の決定に悩み抜く
・絶えずミスを探し求め、いつもミスを発見する
・最悪なのは、何事も完璧にこなす能力を自分の人間としての価値と同一視することである
このために、完璧主義者は自分を一級の人間だとはなかなか思えなくなっている
どうような仕事に取りかかるにしても、それに相応の完璧さというものがある
たとえば、脳外科の手術は芝刈りよりもずっと高度な技術が必要になる
要は、どの程度の完璧さがその仕事に必要になるかを事前に見きわめることだ
どの程度の完璧さが必要かがわかれば、その仕事にあった心構えで取りかかれる
あなたの目標は何もかも完璧にこなすことではなく、
むしろそんなに完璧を求める必要がないことを理解することなのだ
自分にとって現実的な基準を設定することが賢い方法だ』
 
 
特に、
〝あなたの目標は何もかも完璧にこなすことではなく、
むしろそんなに完璧を求める必要がないことを理解することなのだ〟
 
という部分ですね
目標と言うより、それも仕事の一部だと言っても過言ではありません
 
私も、デスクトップのアイコンを綺麗に整理し終えないと
仕事にとりかかれないとか、
めちゃくちゃ使えない完璧主義を抱えていたときがありましたよw
 
いまでも完全には消えていないかもしれません
 
ただ、逃げなかったですね
 
向き合いました、ガチンコで
 
〝完璧にやりたい〟という気持ちを無視しようとすれば、
それは自分の逃げ道を絶つようなものでもありますから、
冷や汗もドバドバ出ます
 
たとえば、
本を読んでいて、
〝完璧に読んでいない〟ような錯覚を覚える
 
でも一方でそれが錯覚であることもわかっている
読み飛ばしているところなんかないと、
わかっている
 
それではなぜページを戻りたがるのか
それは、そこに
 
〝自分にとって都合が悪いこと〟が書かれていたからです
本当は別な書き方をしていたんじゃないか、と確認したくなる
 
でも、そうでないことはもうひとりの自分が知っている
 
戻るなよ
戻っても、それが変わるわけではないぞ
逃げるなよ
 
と闘うわけです
 
完璧主義とは、言い換えれば
 
〝自分の逃げ場所を確保する行為〟
 
だということです
 
 
自信のなさだったり、なんらかの恐れから逃れるために、
 
完璧という幻想を作り出そうとするわけです
 
逃げたっていいんです
ときに逃げることは、なにも悪いことではありません
逃げると決めたら一目散に逃げる
中途半端はいけません
 
しかし、
逃げてはいけないときがあるのです
なにかあったとき、自分をイタズラに責める行為は
逆に愚かだと言えます
なにがあってもあなたを裏切らない、
真の味方はあなたしかいません
 
けれど、
甘やかし過ぎてもいけませんよ
こいつとはそろそろ向き合っておきたいと感じたら、
腹を決めてガッチリと向き合うことです
 
完璧主義は理想のあなたではありません
あなたの弱さが作り出した幻です
ときにはちゃんと向き合って、
少しずつ溶解させてあげましょう
 
 
 
 
ではこのへんにしておきましょう
以下、残りのノートを貼っておきますね
 
 
『相手にどう思われているかを心配しない
あなたが相手にどう思われているかを心配しているときは、
たぶん相手もあなたにどう思われているかを心配している
自分が相手に与える印象を気にしないほうが、いい印象を与えられる』
 
 
『自分の決断に自信を持つ
たとえ大きな失敗をしても、絶望してはいけない。自分が今までにしてきた数々の正しい選択を思い出そう
そして、過去の数々の成功を祝い、そのもとになった賢明な決断に誇りを持とう
私たちは日常生活で無数の決断を下す必要に迫られている
決断にはまちがいを犯す可能性がいつもつきまとうのだから、
その多くの選択のすべてが完璧であると期待するほうが無理だろう
あなたが下してきた決断は、まちがっていたことよりも正しかったことのほうがずっと多いはずだ
あなたが今までに下してきた、人生を豊かにする賢明な数多くの決断に比べれば、
まちがった決断の数は、ほんのわずかでしかない
自分が下す決断は、まちがっていることより正しいことのほうがずっと多い』
 
 
『自分の思いどおりに生きる
他人にとって何がいちばんいいかを、当の本人よりよく知っていると信じ込んでいる人がいる
こういう人は自分のほうが頭がよく道徳的で、
自分の価値観が他人の価値観より優れていると確信している
こういう人は自分の考え方に他人がどれだけ迷惑していようと気にかけない
また、他人の人権を踏みにじっていても気がつかない
こういう人が唯一関心を持っていることは、
自分の考え方を他人に押しつけることでしかないのだ
こういう人はものすごい利己主義のために、たいへん重要な事実を見落としている
それは、すべての人は、「自分の思いどおりに生きる」という他人の権利を犯さないかぎり、
自分の思いどおりに生きる権利がある、ということである
他人の権利を犯しさえしなければ、何をしようとそれは個人の自由なのだ
他人に生き方を教える権利があると信じている人がひどい思い違いをしていることはもう明らかだろう
もしあなたがこういう人の言うとおりになっているとしたら、
あなたはさらにひどい思い違いをしていることになる
思いどおりに生きるという他人の権利を犯さないかぎり、
自分にも同じ権利がある』
 
 
『自分の個性を受け入れる
あなたは自分が世の中から「浮いている」と感じたことはないだろうか?
しかし、そう感じても別にあわてる必要はない。なぜなら、あなたは他の誰とも
異なっていて当然だからだ
あなたは、遺伝・経験・条件づけの独特な組み合わせによってできている
その組み合わせは指紋のようなもので、きわめてオリジナルだ
あなたと多くの点で似ている人はいるかもしれないが、あなたとまったく同じ人はいない
あなたはそれほど他の人と違うのだから、あなたを完全に理解する人がいなくても不思議ではない
あなたの思考と行動は、あなたをよく知っている人にとっても常に謎である
(ときにはあたな自身にとっても謎かもしれない)
あなたはこの地球上で個性的な存在だ
あなたは個性を発揮して、独特な影響を世界の人々に与えている
自分では気づいていなくても、
あなたは世の中に対して他の誰とも異なる独自の貢献をしているのだ
ただし、あなたが個性的な存在だからといって、
他の人より優れているとか劣っているということではない
地球上のすべての人が個性的な存在なのだ
私はこの地球上に一人しかいない個性的な存在だ』
 
 
『いい人間関係を楽しむ
いい人間関係は、次の条件のほとんどを満たしている
・同じ目標に向かって努力している
・等しく貢献し、等しく恩恵を受けている
・同じルールに従っている
・お互いを信頼し尊敬し合っている
・倫理や信条に反することを強要されない
・自由にその人間関係から離れることができる
いっぽう、避けるべき人間関係の特徴は次のとおりだ
・お互いに目標が異なる
・貢献に見合うだけの恩恵を受けていない
・どちらかがルール違反をしている
・相手を尊敬せず、十分に信頼していない
・相手を喜ばせるために自分の行動規範を変えなければならない
・報復が怖くて人間関係から抜け出せない
いい人間関係は、お互いに建設的な批判をして絶えず調整する必要がある
お互いが恩恵を受けることのできる人間関係をつくる』
 
 
バイバイ!