主体性が欲しいなら、自分のアタマで考えるしかないのだよ、ワトソン君
『人間は、呼吸や歩行をするように踊る生きものだ。踊る快感以外は何も目指さないという究極のダンス』
『誰にも迷惑をかけずに、その人が好きでやっていることを止めようとするヤツは、「個人の自由」全体を否定する覚悟でやってもらおう
言うまでもなく自分自身の個人の自由もだ』
『レイヴでどうでもいいのは〝年齢〟と〝服装〟と〝踊り方〟』
鶴見済、檻のなかのダンス
こんにちは、あたしメリーさ‥
いえ、guts koporu takkaです
ええ、いまそういうの見てたんですよ
怖いですね、メリーさん。もちろん羊を飼ってるほうの方ではなく、いきなり電話をかけてきて、5回目くらいで家の前に到着してしまうあの方です
でもあれですよね‥
自分のことさん付けですよね‥。もしかして、『mary sun』という名前なんでしょうか?一気にかっこよくなりましたね
あとあれですよね、電話をかけながら近づいてきているってことは、歩きスマホですよね‥。通話は別にいいのかな?
と、どうでもいい話が長くなりましたが、この本はなかなかおもしろかったですね
引用してない(読書ノート取ってない)ですが、いちばん印象に残っているのは、覚せい剤などに関しての記述かな
覚せい剤を使用して、そこから凶悪な犯罪を犯してつかまる人。そんなのは使用者の5%にも満たないと
けっきょく何かに依存する人間はチョコレートにだって依存するし、〝薬物使用=廃人〟みたいな印象操作に惑わされるな、と
そんなことが書いてあったと思います
ここで履き違えてはいけないのは、たしかに世の中には、最近だったら〝マイアミ・ゾンビ事件〟で有名な〝バスソルト(合法ドラッグの一種)〟のようなヤバい薬が存在するということですね
マイアミ・ゾンビ事件というのは、服用者が相方?とケンカになり、警察が駆けつけたときには相手を〝食べちゃってた〟ってやつですね‥(正確には体内から人肉は確認されず、食いちぎって吐き捨てていたようですが)
そして警官数人がかりでも抑えるのがやっとというくらい、凶暴化だけではなく〝身体のタガが外れちゃってた〟んですね。火事場の馬鹿力状態と
こんなものには、事の真相がどうのこうのではなく、〝近づかない〟ことですね
良いことが起こる気がしません
一方で、〝ダイミ茶〟という、世界最強のドラッグと呼ばれるものがありますが、これはブラジルはサンパウロ発、LSDの100倍の幻覚作用があると言われています
たしか現地の宗教と関連があったはずですが、これは文化の違いですね
もちろん日本ではアウトでしょうが、自国の文化と違うからって、安易にバッシングしたり否定するのはいかがなものかと思います
繰り返しますが、日本に持ちこんだりしたらアウトでしょうし、たぶん現地で合法だったとしても危険だと思いますよ
そこは個人がなにを求めて生きているかによるでしょうが、もちろん勧めたりはしません
これは、ビート詩人のアレン・ギンズバーグが追い求めたそうです
ヤへー、アヤワスカとも呼ばれ、ジメチルトリプタミン(DMT)を含むシャクローナという葉とジャグベー(木のツル?)を煮出したもの
さっき宗教と関連があったと思うと書きましたが、こんな記述もありました
『何かが自分を変えてくれるのではなく、あくまで主体は自分だと教えてくれる
DEUS(神)の真ん中はEU(自分)』
だそうです
話は戻りますが、覚せい剤については微妙なところでしょうね。わたしは服用したことはありませんが、たしかに大昔、戦時中や高度経済成長期は〝国が推奨していた〟というような話も聞きます。たしかな情報じゃありませんがね
しかし、まあいろんな経緯があってアウトってことになっているものですから、別に無理に追いかけることもないんじゃないかな、とは思いますけどね
この国で‥というか世界的に合法化される可能性が唯一あるとすれば、大麻(マリファナ)くらいじゃないでしょうかね
近年では医療的な見地からも有用性が検証されているような話も聞きますし、そもそもアルコールやタバコよりも身体に害がないってのは有名な話ですよね
しかし、『何かに依存する人間はチョコレートにだって依存する』ということに関しては100%同意します
そういう人が、大麻を吸引してなんらかの事故や事件を起こしたりしているかぎり、〝利権を握っている人〟、要は〝大麻が開放されてしまうと困る人たち〟による印象操作は容易だってことですよ
国と時代が違えば、アルコールだって国家単位で禁止になりますから
たしかに、危険とされているドラッグはどんな未知なものを見せてくれるのか、というような好奇心は、口にするかしないかの違いはあれど誰にだってあると思います
わたしにだってあります。長年検事を務めていた人間が、興味本位なのかはわからないけど手を出してしまうことだってあるくらいですからね
完全に〝その先〟を覚悟して、その世界を覗いてみることをわたしは別に否定はしません。多くの場合、あまり良いことが待っている気はしませんがね
ただ、逆に視野を狭めないでください
『レイヴでどうでもいいのは〝年齢〟と〝服装〟と〝踊り方〟』ということも忘れないでください
酒がなきゃ踊れないわけじゃありません。コーラでだって踊れます
〝ドラッグなしでどこまで深く探求できるのか〟という方向性もあるということです
まあそれを自信をもって言いきるには一度体験する必要が‥とか話が堂々巡りになりそうなんでこのへんでやめておきますが、わたしは別にドラッグを推奨するわけでも、壊れた拡声器のように断固反対するわけでもありませんので、興味のあるものは、自分でよく調べ、よく考えて、行動を決めたらいいと思いますよ
なんだか危険なブログになりましたが、世の中で肯定されていることでもただ鵜呑みにするのは危険だし、世の中で否定されていることでもそのまんまなにも考えずにアウトにしてしまうのは愚かだなあ、と思うだけのことです
そう思ったらきっちり発言できる人が、わたしはカッコいいと思います
別に犯罪を推奨してるわけじゃないのでね
〝自分のアタマで考えよう〟ってことですよ
ではこのへんで
バイバイ!