ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

複雑さから逃げない。すると〝simple〟が待っている

『 信仰心ばかりを重視するようになると大事なことが失われてしまう
いろいろな宗教というのは、同じ家に付けられた異なるドアのようなものだと僕は思うんだ 』

 

 

『 洗練を突きつめると簡潔になる(レオナルド・ダ・ビンチ) 』

 

 

ジョブズはともに歩んできた人間に対する感傷を抱くことがなかった
「スティーブは義理と対極にいる人物です。義理の逆をゆく人物。身近な人を捨てることをいとわないタイプなのです」 』

 

 

『 自分のルールでプレイする。現実に柔軟性を持たせる
カリスマ的な物言い、不屈の意志、目的のためならどのような事実でもねじ曲げる熱意が複雑に絡みあったもの、それが現実歪曲フィールド
自分自身さえもだます。そうして自ら信じ、血肉とするからこそ、周囲を自分のビジョンに引きずり込める
なにかをなし遂げるための戦法としてそれを使う。論理的にありえない未来を見ているとき、その力は発揮される
自己実現型の歪曲で、不可能だと認識しないから、不可能を可能にできる。その根底にあるのは、世間的なルールに自分は従う必要がないという確固たる信念
その信念は、くりかえし自分自身に〝自分が望む形に現実を曲げられる〟と実証することで形成される
〝精神、ここに自らの意志を形作り、かつて世界に破れた者が今度は世界を征服する(ニーチェツァラトゥストラはかく語りきより)〟
現実が意に染まらなければ無視する 』

 

 

『 真のアーティストはシンプルに。リヒャルト・ザッパーのランプ、チャールズ&レイ、イームズの家具、ディーター・ラムスによるブラウン製品 』

 

 

『 宇宙に衝撃を与える 』

 

 

『 互いの重力に引かれてふたつの星の軌道が絡み合ったとき、それを天文学では連星と呼ぶ
歴史をふり返ると、連星と同じようにふたりのスーパースターが絡み合い、張り合った結果、ひとつの時代が生まれたことが何度もある
20世紀の物理学者におけるアルベルト・アインシュタインニールス・ボーアのように』

 

 

『 現実歪曲フィールドで拍車をかけることはできるが、最後は現実そのものがものを言う 』

 

 

『 今日の敗者も、明日は勝者に転じるだろう。時代は変わるのだから(ボブ・ディラン、時代は変わる) 』

 

 

『 ストーリーを語る場合、タイミングとペースが大事 』

 

 

『 不可能なことをなし遂げるのもおもしろい(ウォルト・ディズニー) 』

 

 

ウォルター・アイザックソン、スティーブ・ジョブズ I

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『 人生を左右する分かれ道を選ぶとき、一番頼りになるのは、いつかは死ぬ身だと知っていること
ほとんどのこと(周囲の期待・プライド・ばつの悪い思いや失敗の恐怖など)がすべて、死に直面するとどこかに行ってしまい、本当に大事なことだけが残る
自分はいつか死ぬという意識があれば、なにかを失うと心配する落とし穴にはまらずにすむ
人とは脆弱なもの。自分の心に従わない理由など、ない 』

 

 

『 長続きする会社は自らを再発明するものだ 』

 

 

『 アップルのコンピュータを買う人というのはちょっと変わっていると思う
アップルを買ってくれる人は、この世界のクリエイティブな側面を担う人。世界を変えようとしている人々なんだ
そういう人々のために我々はツールを作っている
我々も常識とは違うことを考え、アップルの製品をずっと買い続けてくれている人々のためにいい仕事をしたいと思う
自分がおかしいんじゃないかと思う瞬間が人にはある。でも、その異常こそが天賦の才の表れなんだ 』

 

 

『 クレージーな人たちがいる。反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。四角い穴に丸い杭を打ち込むように、物事をまるで違う目で見る人たち
彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。彼らの言葉に心を打たれる人がいる。反対する人も、称賛する人もけなす人もいる
しかし、彼らを無視することは誰にもできない。なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。彼らは人間を前進させた
彼らはクレージーだと言われるが、私たちは天才だと思う
自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから 』

 

 

『 なにをしないのか決めるのは、なにをするのか決めるのと同じくらい大事だ 』

 

 

『 より少なく、しかしより良く。複雑さを無視したシンプルさではなく、複雑さを乗り越えたところにあるシンプルさ 』

 

 

『 アートとテクノロジーの交差点にいる人
技術を生み出すには直感と創造性が、芸術的なものを生み出すには修練と規律が必要 』

 

 

『 2作目シンドローム
最初の作品がなぜ成功したのか本当にはわかっていないとき、往々にして2作目は失敗する。2作目がうまくゆけば大丈夫 』

 

 

ジョブズは、いったん優先順位を決めるとレーザーのように注意を集中し、気をそらすものはすべてフィルターで取り除いてしまう 』

 

 

『 顧客が望むものを提供するのではなく、顧客が今後、なにを望むようになるのかを、本人よりも早くつかめ
欲しいものを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんてわからない
市場調査に頼らず、歴史のページにまだ書かれていないことを読み取る 』

 

 

ウォルター・アイザックソン、スティーブ・ジョブズ

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こんばんは

函館のスティーブ・ジョブズこと、guts koporu takkaです

 

特に意味はありません

guts koporu takkaです

 

 

 

複雑さを突き抜けたところに待っている、simple

 

『 洗練を突きつめると簡潔になる(レオナルド・ダ・ビンチ) 』

 

『 真のアーティストはシンプルに。リヒャルト・ザッパーのランプ、チャールズ&レイ、イームズの家具、ディーター・ラムスによるブラウン製品 』

 

『 なにをしないのか決めるのは、なにをするのか決めるのと同じくらい大事だ 』

 

『 より少なく、しかしより良く。複雑さを無視したシンプルさではなく、複雑さを乗り越えたところにあるシンプルさ 』

 

はい、最近くり返し語らせていただいている件ですね

 

なにをしないか決めるというのは、わたしにとってけっこう苦痛なことでした

アンテナの向いたものにはとにかくタッチするというのはいまでも変わらないスタンスですが、意を決してよく考察してみたら、やること以前に「これはやらなくていいんじゃない?」だったり、「いまじゃないんじゃない?」ってことがけっこう発見されましたね

そして、当然の帰結として一日の時間がグンと増えた感触があります

一日が24時間ってことは変わらないのに

 

短眠、というか睡眠をもっとよく勉強していきたい、ということもあるのですが、睡眠をコントロールする以前にこれだけ時間が増えたのはとても嬉しいことです

たまりません‥(うっとり)

 

いや、前記事にも書きましたが、ほんとに断捨離はオススメなのでもう一度貼っておきますね

visionmission.hatenablog.com

 

けっきょく誰しも〝いまじゃない〟と感じたことはやらないしそれでいいのですが、これで皆さんの人生が少しでもいい感じになったらわたしとしても嬉しい限りでございます

 

そして、

『 より少なく、しかしより良く。複雑さを無視したシンプルさではなく、複雑さを乗り越えたところにあるシンプルさ 』

というところ

 

この本の意図するところかはわかりませんが、わたしなりに、というか自分の人生に照らしてみますと、けっこういろんなことをごじゃごじゃと考えている人生でした

それはいまでも変わりませんし、人から見たら「考え過ぎだよ!」ということも多いかもしれません

しかしわたしとしても考えるより動いたほうが早かったりすることがあるのも承知していますし、そのうえで自分が考えるべきだったりすることはとことん考えるし、こうしてアウトプットすることで頭の中が整理されたりもします

書くことも、行動ですからね

 

そしてそういうごちゃごちゃ(複雑さ)を突き抜けたところで、いまシンプルに目覚めているわけです

これは、最初からそうすりゃよかったってことでは全然ないんですよね

そういうたどり着き方をしたから意味があるのです

そういうふうに、わたしは解釈しましたよ

〝複雑さを無視するのではなく、そこを乗り越えたところにあるシンプル〟

 

 

 

周囲との関係性を遮断する、というスキルは、中途半端な使い方は厳禁です

 

『 自分のルールでプレイする。現実に柔軟性を持たせる
カリスマ的な物言い、不屈の意志、目的のためならどのような事実でもねじ曲げる熱意が複雑に絡みあったもの、それが現実歪曲フィールド
自分自身さえもだます。そうして自ら信じ、血肉とするからこそ、周囲を自分のビジョンに引きずり込める
なにかをなし遂げるための戦法としてそれを使う。論理的にありえない未来を見ているとき、その力は発揮される
自己実現型の歪曲で、不可能だと認識しないから、不可能を可能にできる。その根底にあるのは、世間的なルールに自分は従う必要がないという確固たる信念
その信念は、くりかえし自分自身に〝自分が望む形に現実を曲げられる〟と実証することで形成される
〝精神、ここに自らの意志を形作り、かつて世界に破れた者が今度は世界を征服する(ニーチェツァラトゥストラはかく語りきより)〟
現実が意に染まらなければ無視する 』

 

これはけっこう影響受けましたけどね

わたしも元々、誰がなんと言ってもやると決めたらやるタイプなので

しかし、ジョブズを両手を上げて賞賛できないのはたしかなんですよね

彼はすごいことを成し遂げたけども、彼の人生そのものを見ていたらどこかいびつと言うか、真似したくないところもある

 

『 現実歪曲フィールドで拍車をかけることはできるが、最後は現実そのものがものを言う 』

ということは間違いないですからね

人は自分が見たいものを見るし、それが前に進む力になるならそれでいいんです

しかし、現実をまったく無視して自分だけの世界に入ってしまうと、もっと言えば〝意図的に他人との関係性を遮断〟してしまうと、だんだんとひどいことになってきます

 

それは良くも悪くもあるんですが、この場合は悪いほうの話です

わたしは学卒の職場で、あまりにも現実を受け入れたくなかったので、コミュニケーションを遮断したことがあります

その後職を変えてもその後遺症は残りましたし、その後明らかに間違った方法を選択したときも、最初は近しい人の顔が浮かんでいたはずなのに、わたしはそれをぶった斬りました

そうして、どこにもストップをかけるものがなくなり、どん底まで落ちました

それが〝悪い面〟です

 

いい面としては、〝世間体〟というカタチでまわりの人間の顔がチラつくときは、遮断できるということが強みになったりもします

わたしはそれが人並み以上にはできるのでそれは失敗から学んだことではありますが、その失敗自体がとんでもないので、皆さんにはぜひそんな経験をせずに、このブログから学びとってもらえればと思います

 

『 人生を左右する分かれ道を選ぶとき、一番頼りになるのは、いつかは死ぬ身だと知っていること
ほとんどのこと(周囲の期待・プライド・ばつの悪い思いや失敗の恐怖など)がすべて、死に直面するとどこかに行ってしまい、本当に大事なことだけが残る
自分はいつか死ぬという意識があれば、なにかを失うと心配する落とし穴にはまらずにすむ
人とは脆弱なもの。自分の心に従わない理由など、ない 』

 

ということですよ

〝世間体〟なんてものはせいぜいあなたの周りの、多くて数十人のことなんですから、もし新しい世界の扉を開きたいなら、それを強く求めるのならば、その数十人の世界を飛び出す覚悟でトライしてみてください

見ている人は見ているし、あなたが見込んだ人たちなら、きっと一緒に成長してくれる人たちもいますよ

去る者は追わず、でも一緒に行けたら感謝、くらいの感じでオーケーです

 

 

では今回はこのへんで

バイバイ!