ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

言葉を自分なりに噛み砕かないで、鵜呑みにすると危険って話

『龍はよく物書きの仕事は読み手が欲しがっている情報を書くこと、という趣旨のことを言う(〝異性に積極的でない人特有の不潔さがあった〟など)

皆が感じていはいるが何かはっきりしないことを文章で表現し、〝それはこういうことじゃないのか?〟と読み手に働きかけること
それにより読み手は納得し、考えが整理され頭の中がクリアになる』
 
 
『勉強でも何でも、自分がやりたいことを見つけた瞬間に孤独にならざるを得ない
しかし、孤独なときにどういうことができるかが、その人の価値を決める。ひとりの時間を充実して過ごせない人は結局ダメな人
〝世のため〟も〝人のため〟も〝自分のため〟も全部パラレル。〝世のため〟というのがあって、そのために自分を犠牲にすることなんてあり得ない。自分のためだけに何かをして、社会は関係ないということでもない』
 
 
村上龍 藤木りえ、世のため、人のため、そしてもちろん自分のため

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こんばんは

ガンガン断捨離中の男、

guts koporu takkaです

 

そもそも、ハガキとか切手とかいろいろストックしておきがちだけど、いったいこの数年で何回それを使ったかってことなんですよね

使うときにコンビニでも郵便局でも買ったほうがムダがないってことに気づきました

 

 

 

この本は、村上龍がとある風俗嬢の(女王様だったかな?)友人とのメールでのやり取りを記録したものです

 

 

『勉強でも何でも、自分がやりたいことを見つけた瞬間に孤独にならざるを得ない

しかし、孤独なときにどういうことができるかが、その人の価値を決める。ひとりの時間を充実して過ごせない人は結局ダメな人
〝世のため〟も〝人のため〟も〝自分のため〟も全部パラレル。〝世のため〟というのがあって、そのために自分を犠牲にすることなんてあり得ない。自分のためだけに何かをして、社会は関係ないということでもない』
 
これ、よく〝人のために〟なにかをすると豊かになる、とか言うけども、解釈の仕方次第なんですよね
 
わたしはこのブログを始めて、中途半端な知識の状態で
 
〝読み手が欲しがっている情報〟を書こうとしてなにかを見失いかけていました
 
 

『龍はよく物書きの仕事は読み手が欲しがっている情報を書くこと、という趣旨のことを言う(〝異性に積極的でない人特有の不潔さがあった〟など)

皆が感じていはいるが何かはっきりしないことを文章で表現し、〝それはこういうことじゃないのか?〟と読み手に働きかけること
それにより読み手は納得し、考えが整理され頭の中がクリアになる』
 
 
皆が感じてはいるが何かはっきりしないこと、もしくは
 
〝皆が感じているけどあえて言わないこと〟
 
をわりとわたしは書いているんですよね、普段から
まあ、どちらかと言うとまだfacebookのほうが割合が濃いですけど
 
なので、変に〝相手のために〟を意識し過ぎず、自分が出そうと思った言葉を
 
〝遠まわしな表現〟にせず、
 
〝自分に嘘をつかず〟に発信していけば、それをおもしろがって、
たまには救われたりする人もいるんじゃないのかなあ、と
 
昨日とある情報に触れて、わたしはあまり変に相手のためを意識せず、自分が楽しいと思うこと、おもしろいと思うことを素直に表現したほうがいい
でないと自分を見失いますよ、と〝言われた〟ときに、スッと理解できました
 
まあ、勉強不足なのは間違いないので、もちろん少しずつ、
〝より良いもの〟にはしていきたいと思っています
 
ということで、これからも少しずつ、微妙に進化していく当ブログをよろしくお願いいたします
 
 
バイバイ!