ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

人民の、人民による、人民のためのsimple

『複雑なものは未完成である証拠である。複雑なものは言い伝えられることはなく、短命である

完成されれば完成されるほどに、すべてはシンプルになる。シンプルになればなるほどに、言い伝えられて存続していくことができる
現代の優れた小説も、もとを辿れば童話のどれかに行き着く。現在の優れた映画も、もとを辿れば童話のどれかに行き着く
大人のための童話は、どんなに読み間違えてもいい。どんなに勘違いしようと、あなたが幸せになればすべて正解だ
童話を「子ども専用」にしておくのは、大きなチャンスロスなのだ
 
 
『何かの目的があって仲間を集めなければならない時、最初の一人目はお金で味方になることはない
(中略)
桃太郎の一人で行く覚悟が仲間を吸い寄せた
(中略)
ここに人脈づくりのエッセンスが詰まっている
桃太郎には、「一人で鬼が島に行く覚悟があった」ということだ
もし、桃太郎が最初から「ねぇねぇ、一緒に行こうよ」「一人じゃ怖いんだよ」と、仲間を集めてからしか鬼が島に行かないつもりだったら、この物語は成り立たない
(中略)
もし桃太郎が弱者のまま仲間集めをしていたら、どうだろう。同様に依存心の塊のような人たちが群がってくる
(中略)
実力だけがすべてではないが、実力は人脈づくりのスタートなのだ。正面から実力を磨いていくことから逃げてはいけない』
 
 
『夢を叶える人はライバルが自分自身しかいない
だから、いつも競争率が1.0倍だ
(中略)
うさぎの瞳には「かめ」が映っていたのに対して、かめの瞳には「ゴール」しか映っていなかった。だから、最初から勝負は決まっていた
ライバルを他の誰かに見立てると、毎日とても疲れる上に勝ってしまった時点で人生は終了になってしまう
かめになって輝き続ける人生がかっこいいと思うが、いかがだろう』
 
 
『「わらしべ長者」の二つ目の教えは「手放す」ことの重要性だ。執着するものを手放すと奇跡が起こる
(中略)
通りすがりの子どもが喜ぶからと、男はのっけからそれをあっさり手放した
(中略)
自分が欲しいと言って手放したのではなく、相手に求められて手放した
(中略)
とりあえず愚直にやってみる姿勢、そして執着しない姿勢が奇跡を生む。「真っ直ぐな心」と「臨機応変さ」といった一見矛盾しているものを一体化できれば、成功率は飛躍的に高まる』
 
 
『過去を手放す勇気でチャンスを活かせるか否かは決まる
浦島太郎は善行を積んでせっかくチャンスを与えられたのに、それを活かせなかった、最高の反面教師だ
(中略)
現状維持や過去に縛られる人間には、お似合いの結末が訪れる』
 
 
『この世にはすでに物もチャンスも溢れている
大切なのは、いつもそれを活かす人間側だ。それに気づかされるまで何度でも試練が与えられる
それでも逃げ続けると、いじわるじいさんのように牢屋にぶち込まれてしまう
誰の心にも、うっかりするといじわるじいさんが顔を出してくる
あらゆる失敗を他人事ではなく、自分事として考えよう』
 
 
『幼少の頃にどれだけ遊んだかでサバイバル能力はほぼ決まってしまう。末っ子ヤギがそれを証明してくれている
もし自分のサバイバル能力が低いなと感じたら、今からでも積極的に遊んだほうがいい
忘れかけていたような好きなこと、時間を忘れて没頭したことを思い出してみることから始めればいい
そういうことが思いつかないという人には読書をお勧めする。本を通して先人たちの失敗を学び、言葉のシャワーを浴びるのだ
成功談よりは失敗談がいい。成功談を鵜呑みにするだけでは人生の役には立たない。そして、多くの失敗例から末っ子ヤギのように学ぶのだ
サバイバルの確率は、遊びや失敗の前例から学んだ量に比例する』
 
 
『 自分の言動を遠回しな表現に変えた瞬間、成功率は絶望的に下がる 』
 
 
『耳を傾けるべき相手を見抜く
出世して偉くなると、裸の王様がムクムクと成長してくるかもしれない
だから、真実を叫んでくれた少年のような友人をいつも大切にしなければならない。これは意外に難しい
頭では理解できても、感情では反発してしまうのが人間だからだ
そのためには、痛いところを衝かれても、がまんしない方法を考えよう。自分が反発心を抱くような相手の意見には耳を貸す必要はない
その代わり、反発心を抱かない相手や尊敬している相手の意見は、全身全霊で傾聴することだ』
 
 
イエスマンの集団で、最初にノーを言った人をリーダーと呼ぶ 』
 
 
『 「もうダメだ」と思ったら、図書館の児童書コーナーに籠ろう 』
 
 
千田琢哉、仕事の答えは、すべて「童話」が教えてくれる。

f:id:c-b-a-from466:20151004194138j:plain

 

 

こんばんは

リビングに置いていた洗濯物干しを、お客人が来たときに移動する手間を省くために自分の書斎スペースに置いたので、洗濯物に囲まれながらパソコンをカタカタ打っています

guts koporu takkaです

 

 

コンビニのレジで物思う

 

さっきコンビニで支払いをしていたら、レジ打ちのお兄さんが新人さんだったのかだいぶ時間を食ったのですが、ああ、そもそもこういう時間の消費の仕方自体、まだまだ自分が未熟なんだなあ、と痛感しました

そういうことも含めていま生活の〝いい感じに回るサイクル〟を構築しているんですが、そもそもこういうものは引き落としだったりネット間の移動を駆使すればわざわざ支払いに行かなくていいのは元より、〝支払い用紙〟という無駄なコストがかかるものがなくなります

ひとりひとりが排出する量は少なくても、どれだけかわからないけどわたしのように〝賢くない〟人間が同じように用紙での支払いを続けたら、きっとコストはそれなりでしょう?

その分、サービスの質は下がるんだなあ、と考えたら、豊かになるとか以前の問題だよね、と思いました

人になにかを与える前に、無駄なものを出しているんだから

人生の無駄(遠回り)は尊いものかもしれませんが、社会的な損失を考えられなかったらこれ以上前には進めないな、と感じます

 

 

桃太郎の単独行動

 

『何かの目的があって仲間を集まなければならない時、最初の一人目はお金で味方になることはない

(中略)
桃太郎の一人で行く覚悟が仲間を吸い寄せた
(中略)
ここに人脈づくりのエッセンスが詰まっている
桃太郎には、「一人で鬼が島に行く覚悟があった」ということだ
もし、桃太郎が最初から「ねぇねぇ、一緒に行こうよ」「一人じゃ怖いんだよ」と、仲間を集めてからしか鬼が島に行かないつもりだったら、この物語は成り立たない
(中略)
もし桃太郎が弱者のまま仲間集めをしていたら、どうだろう。同様に依存心の塊のような人たちが群がってくる
(中略)
実力だけがすべてではないが、実力は人脈づくりのスタートなのだ。正面から実力を磨いていくことから逃げてはいけない』
 
これは最近わたしがFacebookで騒いでいる、群れないほうがいいんでない?ってやつですね
本当にそう思いますよ
ひとりひとり立つ力のある人たちが集まるのであればそれは相乗効果(かけ算)が生まれると思うけれど、依存心が大き過ぎる人たちが集まっても良くてたし算、下手をすればマイナスですからね
なにより、ひとりでいる時間がなくなってしまう
ひとりでなにかを考える時間は、本当に大切ですから

 

 

豊かになるから手に入る、のではない

 

『「わらしべ長者」の二つ目の教えは「手放す」ことの重要性だ。執着するものを手放すと奇跡が起こる

(中略)
通りすがりの子どもが喜ぶからと、男はのっけからそれをあっさり手放した
(中略)
自分が欲しいと言って手放したのではなく、相手に求められて手放した
(中略)
とりあえず愚直にやってみる姿勢、そして執着しない姿勢が奇跡を生む。「真っ直ぐな心」と「臨機応変さ」といった一見矛盾しているものを一体化できれば、成功率は飛躍的に高まる』
 
 
『過去を手放す勇気でチャンスを活かせるか否かは決まる
浦島太郎は善行を積んでせっかくチャンスを与えられたのに、それを活かせなかった、最高の反面教師だ
(中略)
現状維持や過去に縛られる人間には、お似合いの結末が訪れる』
 
これは最近特に実感しています
〝モノ〟を手放せば手放すほど、ゆとりが生まれて、物理的にも部屋にスペースが生まれ、気分はすっきりして、自然と気分が上がります
そして、これは体感的なものなので言葉では伝わりづらいかもしれませんが、どんどんと新しい〝なにか〟が入ってきます
それはときにリアルな金銭としてだったり、新しい〝価値観〟だったり
 
 
Facebookのほうでも同じ引用をしましたが、
 
『『視点』が情報の価値を決めるので、『明確な意図』をもって『行動』することが、情報の質を上げます
これは、受け取る情報そのものが変わるのではなく、自我(顕在意識)のフィルターのかかり方が変わるということです
(中略)
人は、経験によって得られるもの、たとえば、本を読んだり、人との交流、新しいことを体験すること、によって学びを得る、と思い込んでいますが、実は、『学び』というものは内から起こるのです
『経験』は視点やフォーカスを変えるきっかけに過ぎず、あなたの中にもともと存在する『潜在意識のライブラリ』内の情報に対して、視点が変わるから価値が見えるようになるのです
『学び』とは、あなたの中にある価値を顕在化、つまり見えるようにすることなのです
人は、自分の中にないものを外から学ぶのではなく、外からのきっかけを受けることで、自分の中にある材料を集め、新たな理解のパターンを増やしていくことで、成長していくのです
あなたはこれまでに生きてきた、ただそれだけで、膨大なライブラリ、『天にたくわえた宝』をあなたの中に十分にもっているのです
いま、何にフォーカスするのか、この瞬間からどんなことに意識を向けるのか、単に『視点を変える』ということをすれば、脳内のニューロン(神経細胞)がシナプス(結合部)でつながり、『学び』が起こるのです』
 

これはわたしがいま教えを受けているサトリさんという人の言葉です
彼の言葉を借りるならそれはいままでの積み重ねで既にわたしの中にあったものなのでしょうが、最近どんどん〝過去〟や〝モノ〟を手放し始めてから、急速に〝気づき〟というか、「ああ、そうだったのか!」という瞬間が増えてきました
それこそ、風呂上りに突然とかw
 
風呂の中でそれを考えていたわけでもなく、本当に突然「あ!」って感じです
〝学びが内から起こった〟ってやつですね
頭の中のニューロン同士が、シナプスでビシッとつながったわけです
 
 
心と家の中の断捨離、オススメしますよ
豊かになるから入ってくるのではないのです
手放すから、豊かになる
その都度必要なものは、また手に入れていけばいい
 
では今回はこのへんで
バイバイ!