ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

理由や意味なんて、後付けでいいんですよって話

『服をかえたら考え方が自由になるなんておかしいわ
制服に左右されない精神の自由をもつべきよ』

 

高橋 千鶴 佐山 哲郎、コクリコ坂から

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続けてマンガですね

まあノートから出た順なんで、あしからず

 

これ映画は観てないんですよね~

公開当時、テレビcmの手嶌葵の歌にすごく惹かれて、しかしちょっと映画を観に行ける状況ではなかったので、マンガを取り寄せて読んだわけです

 

しかし正直内容はあまり覚えてないなあ

好みはそれぞれだけども、有り体に言えばおもしろくなかったんでしょうねw

もちろん、私的にです

しかし天下のハヤオ・ミヤザキが映画にしたいっつうことで拾ってきたほどのなにかはきっとあるんだろうし、前記事で書いたように本ってのはなにか一つでも心に残るセンテンスがあれば十分に読んだ価値があるんですよ

 

というわけで、このマンガに関して言えば冒頭の、

服をかえたら考え方が自由になるなんておかしいわ
制服に左右されない精神の自由をもつべきよ』

ってところですね

 

もちろん服や髪型で気分が変わるのは間違いないですよ

全然否定しないし、むしろ大切なこと

 

だけど、結局それらに意味づけしていくのは自分なわけで‥

そういう意味で言ってるんじゃないかな、このセリフは

だってたとえば学生さんで、どうしても入りたくて頑張って入った学校の制服が、2年になったらめっちゃダサいのに変わっちゃったとしたら、だからといってそれを理由に辞めたりはしないでしょう?

もちろん辞める選択も可能だけど、まあ大抵はその理由では辞めない

そうしたら、そこに自分なりの意味づけをしていく必要が生じるわけだ

 

「制服はダサくなった。しかし自分はまだこの学校でどうたらこうたら~」ってさw

 

まあ、まだ辞めたくないってだけでいいと思うけど人間ってめんどくさい生き物だからw

いろいろと理由や意味を見出したがるんですね

直感的に意味を見出すこともあるけれど、大半が後付けなわけです

 

それでいいんですよ

自分が成したいことが成せるなら、理由なんて適当なタイミングで適当に考えちゃえばいい

もっともらしい、周囲が納得しそうなやつをねw

 

今回はこんな感じ。それではまた

バイバイ!