明日地球が滅びるとしても、今日リンゴの木を植える
『世界の全ては形があるようでない。つまりはただの刷り込み、思い込み
死があってこその生。それこそが変化への原動力』
藤原カムイ、LOVE SYNC DREAM(ラブシンクドリーム) 1
こんばんは
さっき記事を書こうとしてはてなブログのトップページにいったとき、人気の記事に『おすすめAVランキングベスト10』というのがあって意気揚々と入ってみたら‥
ごらんのとおりで、まんまとやられました‥
しかしよく見たら札幌の20代のブロガーのようですね
負けていられないですね、やる気も上がるというものです
しかしこの高まった性欲はいったいどこへやれば‥
〝バンデシネ〟と〝マンガ〟
本筋のお話を始めますが、この『LOVE SYNC DREAM(ラブシンクドリーム) 』というマンガは、ドラゴンクエストのマンガ、『ロトの紋章』を書かれていた藤原カムイさんのものですね
題材としてはおわかりかと思いますが、
ルイス・キャロルの〝アリス〟ですね
札幌で会社員してたとき、よくスーツの尻ポケットに単行本を入れてちょっとした休みとかトイレのときとか読んでたんですが、これも入ってた記憶があります
「gutsさん、なに読んでるんですか?」
「不思議の国のアリスだよ」
というのは危険な会話になるなあというのは、さすがに図太いわたしでも思っていましたよ‥
まあそれはいいとして、内容はいつものように昔すぎて覚えていないのと、amazonの情報にはないけれど、たしかこれフランス人の原作者がついてたんじゃなかったかなあ‥
向こうではマンガのことを〝バンデシネ〟という呼び方をしていて、もう完全にアート扱いですよね。マンガ先進国のはずの日本ではいまだに色眼鏡がかかってる感じの見られ方してる気がするけど
いまだに活字が高尚で、マンガが娯楽でしかないというアホな考え方の人もいるんでしょうね。たぶん、マンガを押す人が、〝マンガしか読まない〟人が多いのが原因じゃないのかと思うけど
本にもいろいろな種類があって、小説を読む人はIQが高い傾向にあると言われています
それは、小説には〝物語〟があるからなんですね
本を読むことは他人の人生を疑似体験することでもあります。もちろん薄まってはいますが、一度しかない人生で、より多くの体験、経験をするには、まずは本を読むのがいちばん効率的です
そういった意味で、頭の中にたくさんの〝物語〟がある人は、いろんなものごとをバラしたり組み立てたりすることが比較的得意なんじゃないでしょうかね?
〝次の瞬間〟をシミュレーションする能力が高かったり。そういう意味で知能が高くなるんじゃないかなあ、と思いますけどね
ならば、もちろん活字ならではの言い回し、〝活字からの想像〟なんかがあるのはわかるけども、より多くの〝物語〟を経験するのなら、マンガがいちばん早いとわたしは思いますけどね
選んでいく必要はあるけどもそれはなんの本だって同じことで、いまだにマンガより小説の物語の方がすぐれているなんて思っている人がいたらちょっとかわいそうだな、と思いますけどね
まあ、なにごとも無理して手をつけることはないんだけど、食わず嫌いはいけませんやねえ
存在を定義しているものは、なにか
『世界の全ては形があるようでない。つまりはただの刷り込み、思い込み
死があってこその生。それこそが変化への原動力』
前半部分、『世界の全ては形があるようでない。つまりはただの刷り込み、思い込み』に関しては、『甲殻機動隊』というアニメ映画の中で、「自分が、自分だということを認識しなくなったら、自分という存在は成立しない」というような(うろ覚えだけど)セリフがあったような気がしますが、たしかに〝色〟というものは太陽の光が当たっていないところ(たとえば深い海の底)では存在しないように、なんとなく〝在ると思っているもの〟や〝その形だと思っているもの〟が実は全然違う、なんてことはありえることだと思いますね
そんな天変地異的なことじゃなくても、ちょっとした日常生活でもそういうことってあるでしょう?
わたしはつい最近、夜まで木曜を水曜だと思って過ごしていたことがあります
ふつうに水曜のつもりで歯医者に行って、夜にとある番組の告知を見て「今日木曜やんけ!?」と気づいて歯医者に謝罪の電話をかけたんですが(しかしまったくなにも突っこまなかった歯医者もすごいですよね‥)
まあそんなアホはわたしくらいでしょうが、人間の認識なんてそんなもんなんですよ
間違っていることでも、平気で信じこんでしまう。それが良いときと、悪いときはありますけどね
だって真実だったとして、いきなり「あなたがいままで世界だと思っていたものは全部思いこみでした!明日から違うの始まりま~す」って言われても、困るでしょう?
まあ、それはそれでおもしろいかもしれませんが‥
〝世界の意図〟を知る、そのために
後半部分、『死があってこその生。それこそが変化への原動力』に関しては難しく考えがちだけど、考えてもしゃあない部分でもありますね
詠み人は失念しましたが、こんな言葉があります
『世界のすべてを見通すことなんて絶対できない。もしも見通せてしまったら、そのジャンルはなくなる
表現についても同じ。不可能であることを理解しつつ、でも、その高みを目指す
〝世界の意図〟を知ることが最大の娯楽。我々は志半ばにして死ぬが、その不完全さ、不十分さを恐れてはいけない
明日地球が滅びるとしても、今日リンゴの木を植える』
世界中のすべてを知ることはとりあえず一回の人生じゃ無理だし、そんなことしたっておもしろくないですよ
それじゃみんな同じ人生になっちゃう。つまんない!
ただ、どうせ死ぬからさあ、とか言わずに(そんな時期もあったけど‥)突きつめたいものをおっかけていれば、〝世界の意図〟、ものすごいおもしろいもんが見れるかもしれないですよね
おもしろいだけじゃすまないものもあるだろうけど!
明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学べ、みたいなことを言った人もいることだし(ガンジーだったっけ?)、バカみたいに先のことは心配せずに楽しめばいいですよ
老後のことを心配して生きている人を、老人というらしいです
では今回はこのへんで
バイバイ!