ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

訪ね人を軟禁する集落(メシと女房つき)

『こんなところで、奇怪さについて考えている自分こそ、よほど奇怪な存在にちがいない』

 

『孤独とは、幻を求めて満たされない、渇きのことなのである』

 

安部公房砂の女

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こんにちは

魚よりは肉、肉よりはカレー、カレーよりも愛‥

guts koporu takkaです

 

なんですか‥?

このままいきますよ!

 

この本は何回か読んでいますが、安部公房さんの作品に関してはこれしか読んだことないですねえ

この作品は、なんつうか‥ねっとりとしたいやらしさ、怖さがみなぎっていますね

 

あんまりブログで〝あらまし〟とかを説明する必要性はないと思うんだけど(とくにこのブログは)、これに関しては軽く説明しておきましょう

 

たしか主人公は学校の先生かなにかで、趣味が昆虫採集なんですね

んで、珍しい昆虫を求めて砂丘方面にきたら砂に囲まれた集落があって‥

抜け出せなくなっちゃうんですね、そこから

 

本気で逃げようと思えば逃げれなくもない場面がたしか何度もあるんだけど、そこがまたいやらしい人間のドロドロな部分が‥的なね

 

孤独とは、幻を求めて満たされない、渇きのことなのである』

という満たされない部分を微妙に満たされちゃったりして、妙な居心地の良さを感じてしまったり‥

 

こんなところで、奇怪さについて考えている自分こそ、よほど奇怪な存在にちがいない』

とか、doorsのジム・モリソンみたいなこと言って哲学に浸ってしまったり‥

とっとと逃げろyo!って感じだった気がするなあ、たしか‥

違ったかね?

 

 

この先生は、「生徒は毎年巣立っていくのに、わたしはまるで川の中に取り残された砂のようだ‥」みたいなことも言っていた気がするので、まあ‥そういう気質の人なんでしょうね

まあ、集落が形成されているくらいだからやってけないこともないんだろうし、そのまま住みついちゃってもいいんじゃない?と思いますけどね

どんな内容だったからはっきり覚えてないからテキトーなこと言いますけどw

 

ラストどんなだったかなあ‥

ちょっと読んでみようかな

では、バイバイ!