ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

新説。空は飛ぼうと思えば、飛べるものだったのだ

『「自分はこう思うけど、あなたの言っていることもわかるし、そういう見方もある……」といった認識がなければ人生をうまく乗り切ることはできないが、同時に「それにもかかわらず、お前がどう思おうが、そんなこと知っちゃいねーんだよ、ふん」と思わなくちゃだめ
突っ張った不良ではなく、悟った不良に』

 

『自由業者の三つの宝は、健康と貯金と賢い伴侶』

 

『小説を書いていると、飛ぼうと思えば本当に飛べるし、浮かぼうと思えば本当に浮かべる
だからやめられない』

 

『文章を書くためには、人生経験や語彙よりも、本を浴びるほど読むことが必要
まずは、自分のために、楽しむために書く
いろんな本をいっぱい読むことは、スポーツ選手の走り込みと一緒
自分が話すことよりも、相手の話を聴くことに意識を集中する習慣をつける』

 

『大切な手紙は、何度も読み返し、書き直す
即日投函なんてダメ。3日はかけて。変化をつける
短く、長く、クールに、ホットに
時には説明しすぎず、考えさせる』

 

『性格の良い人はなかなか作家としては大成しない』

 

『最初に素敵なタイトルを考え、それにあわせて作品を書く。やってみると面白い』

 

『ちょっと現実味を帯びたくらいで壊れる夢なら、一度徹底的に壊してしまい、そこから新しく、もう少し強い何かを立ち上げていった方がいい』

 

『自分が今どこにいて、これからどこに行こうとしているのか、それさえきちんと把握していれば、能力のあるなしとは関係なく、嫉妬は感じない』

 

『年をとると、感動の初対面の鮮烈さは消えていく
しかしそれに代わって、理解する能力が深まる
失ったものを嘆くのではなく、あらたに得たものに感謝するように心がければ、「感性」の質のようなものは決して失われない』

 

『上には上がいくらでもいる
しかし自分の持ち場で日々全力を尽くしていると、競争相手は他人じゃなくて、昨日の自分なんだと気付く
そうすると、コンプレックスはだんだんと「関係のないこと」になっていく。コンプレックスはなくても、がんばれる』

 

『もし他人と違う人間になりたいと思ったら、なるべく他人とは違うかたちの情報を摂取するようにすれば良い
みんなと同じ情報を得ていたら、多かれ少なかれみんなと同じ考え方しかできなくなる
自分自身の情報を手に入れて、自分自身の頭でそれを処理する
そういう訓練を日常的に積んでいれば、個人の頭でものを考えることができるようになる。個人の目で世界を眺めることができるようになる
あるいはそこから何か新しいものが創り出されることになるかもしれない』

 

『他人と違う物語を語りたければ、他人と違う言葉で語りなさい(スコット・フィッツ・ジェラルド)
自分だけの言葉と、自分だけの文章を見つけることが、作家にとってもっとも重要なこと』

 

『肉体をうまく動かしていくと、だんだん魂もうまく動くようになっていく』

 

村上春樹 安西水丸、「これだけは、村上さんに言っておこう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?

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いやあ‥

これもう、私の文章とか、必要ないでしょうよ

 

別に早くも息切れしたわけでもないし(していないわけでもないけど)、村上御大をヒイキしているわけでもない(ヒイキって言葉、小学校くらいから聞いてないかも)

 

だけど、ここまで見事にやられちまったらさあ

もう、お腹いっぱいさね

 

今回は、村上さんの言葉から、なにかひとつでも持って帰っていただけたらって回にしましょうかね

うん、きっとそれがいい

 

サボったわけじゃ‥ないんだから!

バイバイ!