ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

続、現実と2Dがリンクしてドッカン!

『雨に在っては水の精霊の

大地に在っては土の精霊の
万物照応の原理にもとづいて力を用いることが最も効果的よ
でもそれは同時に危険なことでもあるの
もしも力が術者の手に余れば、術者自身を飲み込んでしまう恐れがあるから
中でも、特に気を許してはならないのが、闇
忘れないで
あなたが闇を覗くとき
闇も、あなたを覗いている』
 
 
 
こんばんは。現在函館を観光中の函館人、guts koporu takkaです
 
わざわざいったん家に帰ってパソコンを取ってきましたが、surfaceにはLANケーブルが繋げないという笑撃の事実が発覚し、けっきょくスマホで書いています
 
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わざわざロビーにWi-Fi拾いに行くのもあれですからね〜
 
 
さて、表題のお話ですが、初回記事
で、マンガの世界をそれで終わらせるのはもったいない、というお話をしたことがあります
STAP細胞は‥あります
 
 
ではなく、マンガはたしかに基本誇張表現だけども、その表現の〝元ネタ〟となる要素はこの世界にきっと存在するので、気になる表現があったら観たままではなくその〝本質〟を探求していけば、世界の別な側面を見ることができるかもしれませんね、というお話でした
 
あのときは都合上お題のマンガは『HUNTER×HUNTER』でしたが、そういった発想の原点はこれ、『ベルセルク』だったんじゃないかなあ、と思います
このマンガは発刊ペースが非常に遅く、しばらく読んでなかったらどこまで読んだか完全に忘れたので、某ビデオ屋さんで大人借り(買いではない)をして、妻とベルセルク合宿を最近開催しました
速読の勘を取り戻すためのトレーニングでもあったんですけど(既刊37巻で量があるので丁度いい)、それはまた別のお話
 
 
『雨に在っては水の精霊の
大地に在っては土の精霊の
万物照応の原理にもとづいて力を用いることが最も効果的よ』なんてのはまさにそうですね
これを作中で言っているのは魔女の女の子ですが、たとえばアイヌ民族の方々
彼らに伝わる〝トンコリ〟というギターのような形をした独特な音色の伝承楽器がありますが、あれは元々アイヌのシャーマンが旅に出るとき、精霊を味方につけて邪悪なものと闘うためのもの、だったはずです
そういったように、現実世界にも呼応するようなお話があるんですね
 
もっとリアリティのある言い方をするならば、人間の95%(でしたっけ?)の使われていない脳みその機能を呼び覚ますヒントが、なにか隠されているかもしれませんよね
 
 
しかし忘れてはならないのは、
『でもそれは同時に危険なことでもあるの
もしも力が術者の手に余れば、術者自身を飲み込んでしまう恐れがあるから
中でも、特に気を許してはならないのが、闇
忘れないで
あなたが闇を覗くとき
闇も、あなたを覗いている』
というようなことですね
わたしは以前、音を可能な限りなんのフィルターも介さず、聴きたい
むしろ、音とひとつになってみたいと本気で考えチャレンジした結果、どうやら激しく方法を間違えてその後えらい目に遭いましたのでね
まあ、自業自得ですが。闇に覗かれてしまったんですね
 
しかしあくまでも良い意味で常識をもって臨めば、〝それら〟はきっと味方してくれると思いますよ
魔法はなかなか使えなくても、目に見えない力を感じられるようになっていけば、世界の見え方はだいぶ違ってくるはずです
モノクロのテレビに、色がつくように
 
 
ではこのへんで
バイバイ!