起きていることはすべて正しい。じゃあ、どうするよ?
『オーラというのは、自分としての心の筋力の強さ、メンタル筋力の現れ
メンタルにも体格と筋力があり、メンタル筋力が強い人間ほど、自分の目指すところがわかっているし、決断も早いし、経験値もあり、人間関係の構築も上手、すなわちオーラがある
メンタル筋力をつけるためには、なるべく即効性がある成功体験を得ながら、それがきちんとメンタルの丈夫な体格になるような形で繰り返せる仕組みを作り込む
楽しみながら、進む!』
『メンタル筋力が強い人の5つの特徴
1 行動力がある(新しいこと、長期的にメリットがあるが短期的にはデメリットなこと、面倒なことをスッと行動に移せる)
2 性格がよく、応援したくなる(意味のない批判をしない)
3 ディープスマート力がある(ある特定の分野、しかも複数に強い)
4 新しいことに興味が強い(変化を拒否しない)
5 すべてを客観視する習慣がある(成功に舞い上がり過ぎず、周囲に感謝し、失敗を過度に悲観せず、スランプという〝一歩も〟進んでいない状態などないと知っている)』
『〝賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ〟
自分の経験だけに頼るのは傲慢。他人の経験、助力を頼り、本を読め』
『何かのスキルを達成しようと思ったときに、どんなに時間がかかっても、後戻りをしていない限り、いつかは達成する、という体験(何かのスキルを年単位で積み重ね、そしてブレイクスルーを得るという体験)はとても大きい』
『結婚と育児は、経験した方が良い
セルフエスティーム(self estieem:自己肯定感)→自分が何のために存在するのか、常に自己確信する必要がある』
『メンタル筋力をつけるための1つ目の柱
1 うれしがりすぎない、かなしがりすぎない(目の前の結果に振り回されない)
2 現状を多面的な視点から受け入れる(起きていることはすべて正しいので、客観的に歪ませずに捉える。
自分が考えている自分と、人から見られている自分をなるべく狂わないようにしておく)
3 メンタル筋力が強い友人とつき合う
4 利他の精神を養う(どうやったら人の役に立てるか、という利他主義を習慣にすると、運が向こうから寄ってくる)
5 小さな成功体験を積み重ねる
6 失敗の芽をあらかじめ摘んでおく
7 能動的に考える時間を増やす(現実から逃げない、立ち向かう、という癖をつける。読書も有効。
物事に立ち向かい、考える際に大事なのは、〝完璧主義を捨てる〟こと
分厚い本も隅から隅まで読む必要はなく、読みたいところだけ読めば良いし、わかるところだけ理解すれば良いと割り切る
ある程度の粗い情報で良いと割り切る)』
『2つ目の柱
ストレスを上手にコントロールする。〝〆切〟や〝目標〟という適度なストレスは必要
〝自分がしたくないことはしない〟ことがストレスを溜めない1つだけの方法
どうすればそうできるか、考える』
『3つ目の柱
徹底した疑似体験の量を積む。他者からの疑似体験はどうしても濃度が薄くなるので、徹底して量を積む
本であれば乱読と言われるくらい読む(勝間は月に50~100冊読み、月に50人に会っている)
著者がもっているものを100とすれば、本で得られるのは40くらいだが、無理に60まで持っていこうとするのではなく、40だと割り切って量を取り、質に転じさせる
本は、他者の体験・歴史を伝えてくれる触媒。しかし、すべてを伝えられるわけではないから、それをもとに、自分の経験を積み重ねる必要がある』
『セレンディピティ=起きていることはすべて正しい(与えられた機会を最大限に活かす技術)
どうしたらこの瞬間を最も自分の大事な目標に対して、最大限活かすことができるのか、常に呼吸をするように考える癖をつける(すべてをチャンスと捉える)
デジカメ・ICレコーダー・メモ帳は3種の神器
simple unexpected concrete credentialed emotional stories(SUCCESS)
→〝単純明快で、意外性があり、具体的で、信頼性があって、感情に訴える、物語〟が心に残りやすい
これから起こりうるすべてに対して、シミュレーションしておく』
『仏教の三毒追放(妬まない、怒らない、愚痴らない)を徹底することによって、潜在意識は活性化される』
『努力で大事なことは、無駄な努力をしないこと』
『20年後、15年後、10年後、5年後までをおおまかに、1~5年後までは年度ごとに、当年度の目標はかなり細かく設定
目標設定は〝SMART〟、つまりspecific(具体的)、measurable(測定可能)、achierable(達成可能)、resultoriented(結果重視)、time-bound(期限つき)でする
達成可能でしかも測定できることを個別具体的に書く。1年ごとに現状よりも20~30%キャパシティが広がるように目標設定』
『やることを決めるよりも、やらないことを決めろ。捨てて困ったら後から考えればいい
やることを効率化するのではなく、やること自体を減らせ。やめても困らないことはやめてしまう』
『できる人とできない人の差は、〝自分の力をどれだけ等身大で正しく評価できているか〟
自分を過大評価していると失敗を他人のせいにしてしまい成長がないし、過小評価するとチャレンジ自体できない
SWOT分析→自分のstrength(強み)とweekness(弱み)を知り、opportunity(機会)とthreat(驚異)を見極めて、チャンスを探す』
『自分の強みを知るために、〝ストレングス・ファインダー〟というテストをやってみる』
『〝捨てられない〟人は、圧倒的にインプットの量が足りない
人生は1回しかないため、その濃度を増やすには、他の人から疑似体験をするしかない
人の話を聞く人の本を読む、ブログを読む、インタビュー記事を読むなどして、ひたすら体験をコピーする
そこに自分の体験が重なって(混ざり合って)初めて、「ああ、これか」という〝A-ha体験〟が生まれる
そういった化学反応が起きたら、その感覚を早めに言葉にしたり、行動に落として、体感し、身につける
言葉に落とす方法は、人に話しても、ブログに書いても、本して出版しても良い
うまくいっている人、チャンスをつかんでいる人の特徴は、行動が早く、インプットもアウトプットも大きい』
『面白い人と話をしていると、脳の神経回路であるシナプスが無限につながる感覚がある』
『インテリジェンス(知性)とはある文化において価値を持った問題を解く、またはプロダクトを作るためにその文化的背景において活性化され、一定の方法で情報を処理する生物学的、心理学的潜在力である(ハワード・ガードナー)
1 言語的知性→心にあるものを表現し、他人を理解するために自国語、他国語を使う能力。詩人
2 論理・数学的知性
3 音楽的知性→音楽で考える能力で、パターンを聞くことができ、認識したり、覚えたり、巧みに扱うことができる
この知性が強い人はただ容易に音楽を覚えるのではなく、心の中から音楽を捨てられないのであり、いつどこにいても音楽とともにある。音楽家
4 空間的知性→心の中に空間的世界を再現する能力。画家や彫刻家
5 身体運動感覚的知性→ダンサー、舞台俳優
6 対人的知性→他の人を理解する能力。誰にでも必要
7 内省的知性→自分自身を理解する能力
8 博物学的知性
これら1~8の知性を日常から意識して鍛えていくことで、認知力が上がり、本質をつかみやすくなる
クレバーになるために最も大事なことは、〝まだ起きていないこと、これから起きるであろうことへの想像力〟
自分が取った行動、取る行動について何が起こりうるのか、シミュレーションを重ねる訓練が必要』
『本当に大事な資産は、①(自分メディアを通じた)経験、②(無意識でできるまで高めた)技術、③(将来に投資する)お金、④(バランスシートを連結できる)人脈
それらを使いこなした結果得られるもうひとつ上の概念が、情報』
『一つひとつは突出していなくても、経理と英語とITができる人材が市場で重宝される』
『〝わがまま〟を通さないと成功しない。傍目にはわがままに見えるような行動であっても、意思を貫くことが必要
ただ、どのくらい他者に対してリーダーシップを発揮し、自分のわがままを通すかは、現在の自分の能力との見合いで決まる』
『自分の持てる能力を、他の人のために最大限発揮する技術』
『人と迎合しない為には、〝自分で自分を好きになること〟、〝他人に嫌われても、受け入れられなくても、いつも自分を肯定して気にしないこと〟に尽きる
〝自分が自分を肯定すること〟、それは〝自分の欠点を含めて好きになること〟
オーラがある、ないの〝オーラ〟の正体は〝真のセルフエスティームの強さ〟、すなわち〝自己尊重感〟、〝自己肯定感〟
高めるためには、少しずつ成功体験を積み重ね、自己効力感をもつこと。自分の努力が結果となって返り、自信につながること
そのためには自分の得意なことをしなければならないし、そのことで周りの感謝を得る必要がある』
『アサーティブな振舞いを身につける。アサーティブとは、〝自信があり、説得力ある人柄の印象を持っていること、または示すこと〟
本当に自信のある人は、一見謙虚だが、ここだけは譲れないという自分の意見を相手に気持ちよく提案しながら話すことができる』
『〝三毒追放〟と〝アサーティブ〟が、人間関係の2本柱』
『〝信念のあるわがまま〟には応援団が集まる』
『〝上昇志向を持つ〟というよりは、〝毎日を楽しく、自分の力を最大限に発揮しようとする志向が、結果的に上昇志向に見える〟と考えた方が良い』
『Giveの5乗
なるべく多くの人に対して自分の持てる知恵、人脈、考え方などを供給する
相手がよくできることではなく、相手にとって難しく、自分が持っているもの
Give&Give&Give&Give&Give。情報は包み隠さず、他の人に与えて与えまくる姿勢でいると、自分のところに有益な状態で返ってくる』
『運を戦略的に考え、不運を幸運に、幸運を実力に変える。自分の変革を自分で起こす』
勝間和代、起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
いやあ、すでにおなかいっぱいですね、書き起しただけでw
guts koporu takkaです
もとい、ミスター・フリーgutsです
勝間さんは2ちゃんねるの化身、ひろゆき氏との対談でバッコリやられていたのが印象的ですが、基本的にはエネルギー溢れるすごい人だと思います
上の読んでいただいてもわかるかとは思いますが、若干、「あれと、あれと、あれとあれを‥」みたいな感じで、多少‥詰め込み過ぎじゃね!?という感じがしなくもないんですが、こちら側で情報を取捨選択して(笑)、ちゃんと自分に必要なものを選びとれば、とても有用なことを教えてくれています
なによりタイトルのセレンディピティ
〝起きていることはすべて正しい〟という概念。これはとても大切です
ポジティブ・シンキングという意味あいではなく、起きていることをただ受けいれる、だってそれは起きるべくして起きているんだから、という態度です
活かすも殺すもあたし次第よね!とまあそんな感じです
これ、ほんとに大事ですよ
それを体感的に知ったところから、人生は始まると言っても過言ではないくらいです
では、(おなかいっぱいなので)ここまで
バイバイ!