ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

ただ淡々と、現実を見る

こんにちは!

 

現在ネットビジネスの勉強をさせていただいていますが、

そろそろ当面の生活のための仕事も開始しなければなりませんので、

先ほどホテルフロントスタッフの面接を受けてきました

 

受かるかどうかは定かではありませんが、

面接官の方は目が優しい方であったので、

そういう意味では働かせていただきたいな、

と感じる職場でした

 

たまに普通の入り方をする男、

guts koporu takkaです

 

 

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千田琢哉、はじめて部下ができたときに読む本 やっかいな部下は、昔のあなた

 

 

 

 

一番乗りで、ゆっくりコーヒーを飲む

 

『自分の仕事は「始業時間」までに終わらせ、一番に帰るのが美しい

リーダーは遅くまで残業をしない。朝一番で出社する人がリーダーである
真のリーダーは、始業時間までには自分の仕事はすべて終わらせてしまう
間違ってはいけない。「終業時間」までに終わらせるのではなく、「始業時間」までに終わらせるのだ
始業時間は、その日発生した仕事や部下の育成、将来の種まきに使う
会社に一番遅くやってきて、一番遅くまで残っているリーダーは決まって仕事ができない人だ。それでは部下を育成できない上に、部下たちがせっかく早く仕事を終わらせても早く帰ることができない
早く仕事を終わらせても、どうせ嘘つき残業をしなければならないと思えば、部下の仕事が遅くなるのは当たり前だ
部下たちは、ろくに育成もされていないままダラダラ仕事をするから、見るも無残な組織になっていく
できるだけ短い勤務時間で成果をあげられるようにしていくのが、リーダーの仕事なのだ
早く帰った者順に、仕事ができる人間だという価値観が大切だ』
 
 
これは凄いですよね
ここまでできている人はまずいないんじゃないでしょうかね?
なんせ、支店長クラスでも、
平気でいつまでも残っていて、
周りが帰りづらい‥みたいな人もいますからね
 
私はここまではできていませんでしたが、
誰よりも早く出社して、
コーヒー飲みながらゆったり仕事を始められたような日は、
もの凄く調子が良かったのは間違いないですね
安定してそれをやれればもっと良かったですが‥
まだまだってことです
 
そして、
受かればもちろんホテルのフロントマンとして、
どんな職場であっても、
アルバイトという働き方ではありますが、
千田イズムが叩き込まれているので、
がっちり誰よりも頑張らせていただこうと考えております
 
いまは本番ではないと言っている人に、
本番は一生やって来ないですからね
 
 
 
 
勝っても負けても、ただ現実を見る
 
『 騒ぎたてて状況がよくなることなど、一つもない 』
 
 
私もできているできていると思いながら、
最近やっと身体で理解できてきた感がありますが、
 
〝ただ現実的になる〟
 
〝リアリストでいる〟
 
それだけのことなんです
 
それは「世の中厳しいからな‥」
とかそういう現実感ではありません
 
たとえば今日の面接に関しても、
これで不採用だったらまあ縁がなかったんだろうな、
という感じで手応えはありましたが、
落ちたら落ちたで、
また応募先を探して淡々と準備をする
それだけなんです
 
受かって舞い上がる必要もなければ、
落ちて落ち込む必要もない
 
ただ現実を見てプランを立て、
〝ただ動く〟
 
それが思考を現実化させる唯一の手段です
 
私は現実をただ冷静に考えた結果、
再就職をやめてアルバイトをしながら
ネットビジネスの勉強をする道を選択しました
このまま思考停止しながら、
わけもわからず正社員にこだわって働いても、
明るい未来はまったくイメージできなかったからです
 
それぞれに思惑はあると思いますが、
やたらと正社員正社員と言っている人は、
なにか明確な道が見えているのでしょうか?
逆になにも考えていない気がするのは気のせいでしょうか
 
自分の選択が正しい、
と主張したいのではありません
 
ただ‥
もしもレールを外れるのが怖いとかそういう理由が思い当たるなら‥
そのままレールに乗っかり続けたほうがもっと悲惨だということは、
間違いないと思いますよ
 
独立や起業をやたらと勧めているわけではありません
その〝安定志向〟が危険だということです
昔だろうが今だろうが不変の真理があります
それは、
 
〝変化を拒む者はいずれ淘汰される〟
 
ということです
 
 
 
 
ではこのへんで
 
以下に読書ノートの残りを貼っておきます
 
 
 
『 分かち合えば分かち合うほどに、人もお金も集まってくる習性がある 』
 
 
『いざとなったら、雑用能力が説得力になる
もしリーダーが部下よりも雑用能力が優れていたらセクシーだ。リーダーにもかかわらず雑用が得意だと、強烈な説得力になる。コピー機の機能に精通していたりトナー交換が素早かったりすると、部下は一瞬で尊敬する
雑用能力の優れたリーダーに「急ぎでこれをやっておいてくれ」と頼まれたら、部下は「はい」と素直に従う。いざとなったら部下に負けないくらいの雑用能力を見せることができるという事実が、部下に対する説得力だということだ
何も頻繁に見せつける必要はない。一年に一回も披露すれば十分
あなたが部下の時代にいかに雑用を極めておいたのかが、ここで試される。もし部下の時代に雑用から逃げ回ってきたのであれば、一人こっそり雑用力を磨いておくことだ
すべての雑用が優れている必要はない。何か一つでいい。意外性があると効き目は抜群だ
いかにもパソコン音痴そうなリーダーが、ブラインドタッチで打ち込んでいると一目置かれる』
 
 
『いい人と悪い人がいるのではない。同じ人間にいい部分と悪い部分があるのだ
リーダーになると、部下のときよりも人間観察力を向上させざるを得ない。人間というものに関心を持たなければ、部下のマネジメントもできないし顧客のマーケティングもできない
人間というものは面白いもので、いい人と悪い人がいるわけではない
同じ一人の人間の中に、いい部分と悪い部分が同居しているのだ
あなたにとってどんなに悪い人でも、別の誰かにその人が愛されていることもあるから不思議なものだ
反対に、あなたがどんなにいい人だと思っている人でも、その人を悪く言う人がいるから、これも不思議なものだ
部下のマネジメントにぶつかったとしよう。「どうしたらこんなにねじ曲がった性格になるのだ」と憤りを感じることもあるだろう
ところが世界のどこかに、その部下のことを愛している人が必ずいるのだ。それは両親であったり親友であったり恋人であったりする
つまり、その人のいい部分とつき合うようにすればいいのだ。コツは、相手を変えようとするのではなくて、あなたを変えることなのだ
あなたが相手のいい部分を引き出せるような人間になることのほうが、相手をねじ伏せるよりも遥かに時間も労力も少なくて済む
「部下がわかってくれない」「部下が変わってくれない」というのは、リーダーとしての最低のセリフだ
リーダーは「部下をわかってあげられない」「自分が変わらなければ」という問題を解決しながら成長していく
リーダーが成長し続けていれば、部下は必ず変化していく
部下のいい部分を見つけて、そこを認め、強みとして仕事に活かしていく。そうすることによって、その部下はあなたを慕ってくるし、あなたもその部下に対する苦手意識を極限まで小さくすることができる
リーダーが部下のいい部分を見つけられないうちは、本当の意味での信頼関係を構築することはできない
部下はリーダーの欠点探しの名人であっても許されるが、リーダーは部下の長所探しの名人でなければならない』
 
 
『がんばるのは日常の準備段階であって、本番にがんばっても意味がない。本番でがんばらなければならないということは、普段の準備をサボってきたという証拠だ
本番でがんばっている人は、たいていガチガチに緊張して成果が出せない。ろくに準備していない人が、分不相応に力を発揮しようとするから緊張が生まれるのだ
本番は「いつも通り」「リラックス」していることが大切なのだ。もうこれ以上準備しようがないという状態にしている人間は、本番はがんばるのではなく、いつもどおり迎えたいと願うものだ』
 
 
『「ごめん」と口にするベストタイミングは、「こんなところで謝ったら自分のプライドが傷つくな」と感じた、まさにその瞬間だ
最もプライドが傷つく瞬間に謝るからこそ、部下はリーダーの器に対して脅威を感じるのだ
いくら仕事ができても「ごめん」のひと言を口に出せないリーダーからは、最終的には部下が離れていく。それは実績や役職に従っていただけで、人間に従っていたわけではないからだ
リーダーの「ごめん」は、部下にとってカンフル剤だ』
 
 
『遅い決断はすべて間違いで、早い決断はすべて正解だ
素早い決断をしておけば、「間違えたな」と察知したらすぐに軌道修正を掛けることができる
決断が遅ければ遅いほど、間違いに気づいたときには軌道修正する時間が残されていない
つまり部下たちを守ることができず、ゲームオーバーになってしまうのだ
リーダーにとって、決断できない以上の罪はない』
 
 
『逆境でのあなたの表情が、チームの士気を決定する
どん底状態になったときに見せるあなたの表情は、あなたのチームを決定する。だから自分の顔には責任を持つことだ
どん底状態であなたが暗い顔をしていたら、部下たちも一緒に暗くなる
どん底状態であなたが明るい顔をしていたら、部下たちは安心する。「ひょっとしたら何か策があるのかもしれない」と思って元気になる
実は、どん底状態で一番元気な顔をするのがリーダーの役割なのだ
ここで大切なのは、根拠は必要ないということだ。根拠を求めていては、どん底で堂々と振る舞うことなんてできない。根拠は、堂々と振る舞いながら考えればいいのだ
疑い深い部下から「そんなに大丈夫そうな顔をしている根拠は何ですか」と質問されたらこう答えよう
「大丈夫。根拠は今から考えるところだから」と
まず大丈夫だという結論が先にあって、後から根拠を探していくのがリーダーの仕事なのだ』
 
 
『プライベートの問題は、時差を経て必ず仕事で露呈される
仕事とプライベートを分けている人がいる。仕事はイマイチだけど、プライベートなら負けないという人がいる
ゴルフがセミプロ級だとかカラオケが抜群に上手いという人は、一番質が悪い。本当に上手ければ、プロで活躍しているはずだ。サラリーマンをやっているということは、プロにはほど遠かった証拠。セミプロというアマチュアは、なぜかプライドが高く、ずぶの素人よりも始末に負えない
ここに議論の余地はない。こういう人は最終的には家庭もイマイチになって、人生すべてがイマイチになっていく
同様に仕事は抜群にできるけど、プライベートがボロボロという人は、最終的に人生すべてがボロボロになっていく
いずれも共通点は、根っこが一つのものを無理やり分けて考えているというところにある。分けて考えるのではなく、全体を幸せにしていくことを考えなければ、人生を幸せにできない
仕事とプライベートのどちらか片方を充実させるよりも、すべてを充実させるほうが楽しい』
 
 
『腹をくくってとことん逃げるのも、立派な戦略である
もしあなたが「もうだめだ」「万事休す」という状態に陥ったとしよう
過去に耐え抜いた自己記録の二割とか三割増しくらいであれば、もうあとひと踏ん張りしてみる価値はあるだろう
ところが自己記録の二○○%以上だと察知したら、悪いことは言わない、自分自身が破壊される前に、腹をくくってとことん逃げることだ
逃げることは恥ずかしいことではない。本当は無理だとわかっているのに、がんばり続けるよりも勇気が要る
織田信長をはじめ、過去の豪傑たちも何度も負け戦を経験して逃げ回っている。逃げるというのも立派な戦略の一つなのだ
もちろん一生逃げ続けるのではない。最終的に幸せを享受するという目的のために、一時的に逃げるのだ
逃げるためにはコツがある。一度逃げると決めたら脇目もふらず、とことん逃げまくることだ
負け戦とわかっていながら膨大な時間を無駄にするリーダーにではなく、さっさと退散して次の策を練って行動に移すリーダーに部下はついていく』
 
 
ではまた次回!