ワクチントーク全国 「新・予防接種へ行く前に」編集委員会、新・予防接種へ行く前に
『パンフレットをはじめ、ワクチンをすすめるマスコミや研究者の声には、
多くの落とし穴が仕掛けられてもいます
病気への恐怖をあおったり、予防接種の効果を過大視したり、
副作用を軽視したり目立たないようにしたり
かなり、巧妙です
それらに、だまされないようにしなければなりません
ですから、この本はあくまで、
「予防接種を受ける側」の立場にたって、
手に入るかぎりの科学的真実を提供しようとつとめました
ただ、予防接種には複雑で未解明のところがたくさんあります
個々のこどもや親や医者によっても、考え方にちがいが出てくるはずです
ですから、この本といえども、絶対視しないでほしいと思います
判断するのための情報提供として、予防接種リサーチセンターが発行している
『予防接種と子どもの健康』というパンフレットがあります
しかし、内容をみると、接種をすすめる立場が強調されすぎていて、
予防接種のマイナス面の情報や、接種される側に必要な情報が非常に少ないのが目立ちます
親が責任をもってこどもに受けさせるかどうか判断するためには、
これらの情報もふくめてできるだけ十分な情報を集めて、慎重に考えることが必要です
無菌状態で赤ちゃんを育てることができないように、人は病気にかからずに
一生をすごすことはできません
病気はいわば空気の循環のようなもので、なくなることはありません
自然との関わりあいのなかで、人は病気にかかり、病気とつきあいながら生きていきます
うつる病気をすべて防ぐことはできないですし、また、そう考える必要もありません
ですから、この本などを参考にして、よく考えてから、必要と思う予防接種だけを受けましょう
また、受ける場合も、自治体によっては集団接種のところもありますが、
やむを得ない場合は別にして、なるべくかかりつけの病院・医院で個別に受けるようにしたいものです
病気を防いだり、軽くすませるためには、予防接種よりも大切なことがあります
それは、こどもを心身ともに疲れさせないこと、楽しい日々を過ごさせること、
十分な栄養と睡眠をとらせることです
そうしたことで、病気に対する免疫力がしっかりとアップするからです
それにくらべて、予防接種による免疫は不確実で長続きしません
情報がなければ、正しい理解はできません
予防接種のマイナス面の情報もふくめて、できるだけ十分な情報を集め、
慎重に考えることが必要です
日本のワクチンは、審査基準の甘さから、外国では発売中止になったものまであります
ワクチンをすすめる側が宣伝するような、「副作用の頻度も少ない」ものではないのです
過去に副作用が多発して中止したMMRワクチン(麻しん・風しん・おたふくかぜの混合)の
経験を忘れてはいけません
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の血液製剤事件のときも、当時の厚生省は副作用を隠し、
欠陥のある製剤の回収もきちんとしませんでした
こうした体質が変わったと、だれが断言できるでしょうか
2011年3月には、肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの同時接種を受けた乳幼児八人が
相次いで命を落としました
それについても、一次接種を見合わせたものの、厚生労働省は
「直接的な、明確な因果関係は認められないと考えられる」として、
四月には再会を決定しています
受けると判断したとき、気をつけること
厚生労働省は、ワクチンに関して正確な情報を伝える責任があります
でも、残念ながら、とうていそれを果たしているとはいえません
パンフレットなどで
「予防接種は体調のよいときに受けましょう」などといっていますが、
それを守ったから絶対に大丈夫ということはありません
こうした文言ひとつとっても、万が一副作用が起きたとき、どれほど親が自分を責めつらい思いをするか、
想像できないのでしょう
ワクチンの副作用は、こどもの体調がよくても、かかりつけの医師が大丈夫といっても
起こることがあります
体質と体調を考慮することは大切ですが、
そうしたこととは関係のない副作用は起こりうるのです
予防接種をするかを決める前に、現在の病気の流行状況、感染した場合の後遺症が
どの程度であるかを知ることです
また、副作用が起きた場合の対処のしかた、予後の状態など、親が判断するために
必要な情報提供が必要です
しかし、これらについて納得がいくまで説明ができる医師がはたしているのでしょうか
保護者に判断をゆだねているわりには、厚生労働省の資料公開はきわめて不十分です
接種後の副作用の起こりうる期間の注意についても、
以前は「生ワクチンは2~3週間、不活化ワクチンでは24時間」とありましたが、
理由なく延長されたりしています
「生ワクチンで数ヶ月」、「不活化ワクチンで1ヶ月」のあいだ、なにか変わったこと、
気になることがあればワクチンの影響を考えてよいでしょう
ワクチン被害にあった方のなかには、この間のこどもの様子を観察し、記録に残すことをすすめる方もいます
ワクチンは、効果の点でも、副作用というリスクがあるという点からも、慎重にあつかうべきものなのです
それなのに最近では、同時接種も必要だと、乱暴な打ち方を推奨しています
接種率向上に熱心な国や市町村の職員には、被害の実態やその救済について
歴史的な理解と認識が乏しいため、被害者の心をさかなですることがありうるのです
接種医や行政にとって深刻な被害は起こってほしくないのですから、
救済の壁はけっして低くはないのです
そういう現実があることをしっかりとおぼえておいてください』
藤井俊介、まちがいだらけの予防接種 子どもを愛するすべての両親へ
『予防接種は、これまでは〝義務接種〟、つまり国の強制でした
それが1994年の予防接種法改正で、
「接種するように努めなければならない」という〝責務接種〟に切り替えられました
これは、20年間にわたって各地で争われてきた予防接種のすべての集団訴訟で
国が全面敗訴したことと、
現在行われている予防接種の多くが必要性・有効性・安全性の面において疑わしいことが
知られるようになってきたためです
悲惨な予防接種の被害に遭った子どもを何十人も見てきた私のような者としては、
強制接種でなくなったのは一歩全身と考えることができますが、同時にこのことは、
これまで国の責任だった予防接種が親の責任にすりかわったということでもあります
私はこの本で、みなさんに「予防接種をしなさい」とか「止めなさい」とか、
親の最も責任ある判断に対して指図をするような、越権行為をするつもりは毛頭ありません
しかし法律は、「親の責任と義務」において自発的に子どもに接種させよというものですから、
これを拒否すれば「無責任な親」だとか「親の義務を果たしていない」とかと医師に説教される
事態が予想されます
法改正にともなって、厚生省は
「予防接種と子どもの健康」というパンフレットを全国の市町村に配布しました
これをモデルとして、一般の母親へ「啓蒙」せよとの指令です
今後おそらくみなさんのところへも、このパンフレットをもとに作られた案内書が届けられる、
あるいはすでに届いていることと思います
しかし、このパンフレットの内容は、ひとことで言うと〝脅し〟です
まず、それぞれの病気について、
「窒息死することがある恐ろしい病気です」(ジフテリア)
「命を落とすこともあります」(百日咳)
「一生のうちに一度は必ずかかる重い病気です」(はしか)
……等々、
〝恐ろしさ〟を強調したうえで、
「お子さまのため、ぜひ予防接種を受けましょう」と結ばれています
ところが、ではいったいそれらの〝恐ろしい病気〟で命を落とす子どもが
現在どれくらいいるのかということはほとんど書かれていませんし、
予防接種の副作用については「まれに~の症状が出ることがあります」などと軽く触れられている程度で、
どんな被害がどれくらい出ているのか、厚生省の認定患者数すら明らかにしていません
そして恐ろしいことに、予防接種の有効性・安全性については、
「正しく実施すれば一生涯免疫が続きます」とか
「現在日本で使われているワクチンは、世界の中でも優秀なもので、副反応の頻度も少ないものです」など、
根拠(実証するデータ)のない表現、つまりウソが堂々と書かれています
そしてこのパンフレットの使い方についての厚生省から市町村への指導は、こういうものです
まずこのパンフレットを親に配り、それぞれの親が読んでから予防接種を受けに来るようにせよ
もし接種を受けに来た親がこれを読んでいなければその場で読ませ、
「納得しましたか、では注射しましょう」というかたちにせよ
つまり、マイナスデータはひた隠しにしたまま厚生省の思惑通りに予防接種を受けさせ、
責任だけ親になすりつけよう、というのが実態です
こういう状況ですから、これからはみなさん一人ひとりが実態をよく把握して、
予防接種を受けるか受けないか、
受けるとしたら何を、いつ、どのように受けるかについて考え、判断しなければならないのです
そのためには、厚生省が発表しないデータ、つまりワクチンメーカーにとって
都合の悪いデータも知っておく必要があります
予防接種では、必ずだれかが事故に遭います。実際に被害を受けてからでは遅すぎます
何よりも子どものことも考えて、みなさん自身が責任をもって判断してください
こんな「責務」を果たす必要はない
「予防接種に問題があることはわかったけど、でも子どもに予防接種を受けさせることは法律で
親の『責務』と規定されているんでしょ。これをどう考えればいいのか」
と不安を感じられる方もおられることでしょう
かつての予防接種には罰則がありました
予防接種を受けないと3000円の罰金です
私は、義務接種である以上、守らなければ罰則があるのは当然と思っていました
1967年、私の月給が8000円でしたから、
この罰金は今の貨幣価値に換算すると12~13万円です
この年、私の長女(生後10ヶ月)は百日咳ワクチンの害作用で重度障害児にされてしまいました
しかし、罰則を設けてまで強制されながら何の補償もありませんでしたし、
長女をこんな目に遭わせた予防接種を次女に受けさせることはできません
「私は次女には予防接種を受けさせていない。法律によって罰則を課すのが法治国家の責任だ」
すると数日後に厚生省の係長から電話がありました
係長「あの質問状の答えは勘弁してほしい」
私「そんなバカな話はない。あなたたちは国家公務員ではないか。公務員は法律を守る義務がある
法律を守らない藤井俊介に罰金を課さないのはおかしいではないか」
係長「しかしそれだけは堪忍してほしい」
私「それなら、そのことを文書にして送ってください」
係長「それもできません」
私「厚生大臣はあなた方の公務員法違反をどうするつもりなんだ」
係長「一度、厚生省へ来てください」
ということで私は厚生省へ行きました
するとI課長補佐が出てきて、
「あの法律は制定当時から適用するつもりはなかった」と言うのです
つまり、国民に予防接種を受けさせるためのオドシだったのです
私たち庶民は、法律は社会生活をするうえでの共通のルールだと思って、
子どもの命を犠牲にしてまで守っているのですが、役人にとっては、
下々を支配するのに都合がいいように、適用したり無視したりしてよいものなのです
こういった経緯もあって、1977年の法改正で罰則はなくなりました
ところが相変わらず「義務接種」という言葉が使われ続けました
そして、義務だけれども「受けない」という選択が許されてきたのです
いっそのこと税金もそうだとうれしいのですが
1944年10月の法改正で、「義務接種」が「責務接種」になりました
「責務」を広辞苑で引くと「義務を尽くすべき責任」とあります
義務の上に責任まで付くのですが、官庁用語では義務よりは少しゆるい表現なのだそうです
しかしこれもオドシ臭い使い方です
厚生省の説明では、
「こういう言葉を入れておかなければ事故の時に救済できない」のだそうで、
つまりこれは事故は必ず起こるということを前提として被害者救済用に付けられた言葉なのです
そんな「責務」を果たす必要はありません。無視して何ら差し支えないでしょう』
福井母乳育児相談室、予防接種どうしてる?
『「受けない」が原則
もう少し正確に言わせていただくと、予防接種は原則としてまず「すべて受けない」のがいい!
予防接種はまずやらないということを大前提にすべきだと、僕は思います
なぜかというと、どんな予防接種でも全て副作用がありうるから、
その中でどうしても「やっとかなくちゃしょうがないかな」というものだけを
「選ぶ」というふうにすべきだと思うのです
薬だって「飲むと丈夫になる」って、ポッポ、ポッポ、飲まないでしょ
どうにも頭が痛くてしょうがない、ゾクゾク寒気がして、つらくてしょうがないから
薬を飲むっていう話ですよね
まして注射になったらさ、痛いしね
怖いしね、バカバカ注射しないよね
ちょっと疲れたくらいでは受けないで、もうつらくてつらくてしょうがないから、
こりゃ我慢して注射も受けようか、という話ですよね。手術ならもっとですけど
ところが、何で予防接種だと皆さん喜んで受けるのか、僕は不思議でしょうがないですね
しかも予防接種っていうのは、普通の薬とは大いに違う性格があります
それも重大な違いがあるんです
薬は病気を治す働きがあって、まぁそれだけの話なんですが、予防接種というのは、
人や他の生物の免疫の働きに人工的な変化を与えるわけです
ですから、たとえ副作用が起きなくてもですね、予防接種を受ければ、
身体の免疫の働きが変形されちゃうわけですね
こりゃ普通の薬よりよほど重大に考えないといけないことです』
とまあ、
ここまでは賛否ありつつも、
おおいに参考になるなあって感じです
ただ、次に紹介する本は少し注意が必要です
船瀬俊介、効果がないどころか超有害! ワクチンの罠
『ロックフェラー巨大財閥が支配する米国の政府機関、CDC(米疾病予防管理センター)ですら
次のように予測している
「実際に報告されているのは、重篤な副作用のうち10パーセントにすぎない」
別の米政府機関の見解はさらに絶望的だ
「多くの医師が副作用事故を報告しないように訓練されている。そのため、実際に報告されるのは
1パーセント以下」
とても信じられない話だが、この説を裏づける証拠もある
2013年3月、東京都杉並区議会で、区内の女子中学生が子宮頸がんワクチンの副作用で
重い後遺症に苦しんでいることがとり上げられた
この一件が報道され、市民団体「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」は結成された
同会には、たちまち300を超える相談が殺到
しかし、そのほとんどが国に報告されていなかった
同会の発足がなければ、永遠に闇へと葬られていただろう
この現実を考えると、実際の被害者数は厚労省発表の100倍超でもおかしくない
事務局長の池田利恵・日野市議は、
「後遺症を診察した医師も、被害者自身も、ワクチンの副作用だと気づかないケースが多い」と話す
先ほどのTさんも母娘もそうだった
まさか、ワクチンが原因とは思いもしない
「原因不明」として処理されたり、ほかの病名を告げられたりしたケースも無数にあるだろう
ワクチンを投与した医師すら被害の発生に気づいていない
10万人中、効果があるのは多くて「7人」
「このワクチンで効果がある可能性のある人は、全女性の0.007パーセント
10万人のうち7人でしかありません!」
質問主は生活の党のはたともこ議員
あまりに低い〝効果〟に会場は騒然とする
「HPVワクチンに関するファクトシート」にもとづくデータだ
政府の公式見解なのだ
10万人の女性に子宮頸がんワクチンを打っても、予防効果の可能性はたった7人
残り9万9993人にメリットはいっさいない
そこに300億円超もの国費を投入する
費用対効果を考える以前の問題だ
それどころか、99.993パーセントの少女たちには「劇薬」ワクチンの副作用リスクが襲いかかる
まさに狂気としかいいようがない
なぜ政府は、それでもワクチンを打たせようとするのか
子宮頸がんワクチン強行の狙いは、じつは子宮頸がん予防ではなくほかにある
そう解釈すれば、狂気の推進政策の真意が見えてくる
結論からいおう。真の狙いは人口削減のための「不妊政策」である
もうひとつは、さまざまな病気の〝種〟を仕込む「時限爆弾」としての役割である
要するに、ワクチンの正体は、国家を超えた〝巨大な力〟によるバイオテロである
……このへんで、僕は読むのをやめました
個人的には、こういった〝陰謀論〟のような話はまったくないとは思っていません
僕らが知ることができる位置にいないだけで、
こういう目の玉の飛び出るような話も真実として存在しているのかもしれません
ただ、いまの段階でこの本をこれ以上読み進めるのは危険だな、
と判断しました
最初に書いたように、偏っては元も子もありません
いま十分にワクチン懐疑派に傾いている僕にとっては、
この本の内容をまるまる信じてしまったら
シーソーの片方に肥満児を乗せる
ような、反則状態ですw
ツッコミどころもありますしね
『ロックフェラー巨大財閥が支配する米国の政府機関、CDC(米疾病予防管理センター)ですら
次のように予測している
「実際に報告されているのは、重篤な副作用のうち10パーセントにすぎない」
別の米政府機関の見解はさらに絶望的だ
「多くの医師が副作用事故を報告しないように訓練されている。そのため、実際に報告されるのは
1パーセント以下」』
さらっと言ってるけど、別の米政府機関〟ってどこなの?と思うし、
先を読み進めればわかったのかもしれませんが、
仮に本当にそんな事実があったとして、
著者の方は本当にそんな情報にアプローチできる人間なんだろうか…
という素朴な疑問もあります
まあこのへんはなんとも言えませんけどね、
読むのやめちゃったので
なんにせよ、
ある意味究極に知識が偏ったところで、
最後に読んだ本が少し僕のバランスを取り戻してくれました
その本の紹介は次回に譲ろうと思います
ではまた次回!