ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

ワクチン、予防接種に関する学習レポート その1

こんにちは!

 

guts koporu takkaです

 

guts koporu takkaがやってきました

 

今日は少ない時間のなか、

どうしてもひとつだけ記事を上げてから出勤したいので、

少しテンション高めに、

ハイスピードで乗り切っていこうと思います

 

皆さん、

guts koporu takkaがやってきましたよ!

 

 

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母里啓子、もうワクチンはやめなさい 予防接種を打つ前に知っておきたい33の真実

 

 

予防接種に関する勉強、

まだ1冊目ですが、情報量が多いので小出しにいこうと思います

 

この本は予防接種否定派の本で、

本当は肯定派のものも読んで比較できるように出したいのですが、

なんせ情報量が多いので読んだ順番に出していきます

 

あ、比較と言っても断っておきますが、

私は否定派よりです

それは、子どもに大量の接種案内が来たときに直感で

 

「これはヤバい」

 

と感じたからです

 

なので気持ち的には偏りがあるでしょう

 

しかし、それを偏りと言うのかという疑問はあります

 

自分が信じたものを追っていく

 

冷静な視点を失わないために肯定派の意見も取り入れていきますが、

本を読んでいて

 

「あ、この人はなんかイヤだな」

 

「これはもうこれ以上読みたくないな」

 

と思ったら読むのをやめますよ

 

それはどんな本でも一緒です

 

読みたくないのに無理して読まない

 

それはワガママや怠慢ではなくて、

大切なことなんじゃないかな、と思います

 

 

そして今回出す情報(引用文)は、

 

(中略)

 

としているところが多いです

 

これはその部分がなくても、

むしろないほうが引用としては伝わりやすいかと思ったのと、

 

あくまで基本は〝読書ノート〟なので、

自分が後で読み返してもわかりやすいように書いています

 

もし中略になにか作為を感じるのであれば、

中略した箇所も隠していませんし、

引用した本も隠していませんので、

ご自分の目で確認してみることをオススメ致します

 

と言うより、もし気になったら読んでみるのが一番良いですよね、

もちろん

 

 

また、ここで著者の方と、

対談でお相手をされている近藤先生の略歴を掲載しておきます

 

母里啓子
医学博士。元・国立公衆衛生院(現・国立保健医療科学院)疫学部感染症室長
1934年東京都生まれ。千葉大学医学部卒業後、
伝染病研究所(現・東京大学医科学研究所)でウイルス学を修め、愛知県がんセンター研究所に
勤務
在職中に、カナダのトロント大学オンタリオがん研究所に2年間留学
帰国後、東京都がん検診センター検査課長、横浜市衛生研究所細菌課長を経て、
国立公衆衛生院(現・国立保険医療科学院)疫学部感染症室長を務める
のち、横浜市の瀬谷、戸塚、旭の保健所所長、介護老人保健施設「やよい台仁」の
施設長を務め退職
 
 
1948年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科入局
米国留学後、1983年より30年間にわたり慶應義塾大学医学部放射線科講師として勤務
2013年には「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を開設
乳房温存療法のパイオニアとして知られ、抗がん剤を使わない、苦痛等がない限り
治療をしないなど、患者本位のがん治療についての意見を発表し続けている
 
 
 
〝権威が発信する情報〟を鵜呑みにするのは危険といつも言っているので、
ここで急に肩書きなんかを載せるのはどうかな、考えましたが、
やはりテーマがテーマなので、
私自身にいま本を読んだ以上の知識はありませんし、
著者のプロフィールを載せておくのがいちばん説得力と安心感があるかな、
と思います
 
一番大切なのは肩書きではなく、
その人がどれだけの誠意を持ってその本を書いているのか
情報を開示しているのか
 
それが伝わって来るのかどうか、なんですけどね
 
では今回はこれ以上あまり私の解説を挟まず(できないしw)、
 
読書ノートとしてまとめた引用文を掲載していくことにします
 
 
 
 
『科学は進歩し、医学にもいろいろ新しい発見があるのに、
ワクチンを取り巻く世の中の情勢はどんどん悪くなっています
私は、ウイルスの研究者として、また公衆衛生に関わる国の職員として勤めながら、
予防接種被害者の方とも関わってきました
さまざまな立場からワクチンを見続け55年になります
今のワクチン行政、研究者や医師たちの考え方、ワクチンをめぐる報道、
そのすべて……今が最悪
今、一番怒っています
 
ワクチンというものは、人から人に伝染し、死に関わる病、
重篤な障害を残す病気に対して、予防という手段として開発されてきたものです
ワクチンは強引に体の中に異物を入れて抗体を作るもので、
自然の感染とはまったく異なるメカニズムのものです
 
それが今は、自然に治る軽い病気、めったにかかることのない病気にまで
次々に新しいワクチンが作られています
そして、社会全体に病気が怖いという脅しとともに宣伝され、
公費を使って奨められています
そして……ワクチンが増えるに従い、ワクチンの副作用も増え続けています
ところが副作用のことはほとんど報道されていません
 
現在、生まれたばかりの0歳の赤ちゃんが1歳になるまでに、
10回も予防接種を打たれていることをご存じですか
かつてBCGとDTP(ジフテリア・百日咳・破傷風)ワクチン程度だった幼児の予防接種は、
乳児に移行し、ここ数年で急激に増えているのです
とくに、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンという2つのワクチンが導入されてからは、
接種回数が増えたために予防接種スケジュールが過密になりました
そして、「お母さんが楽なように」と、安全性の検証もされないまま、
何本ものワクチンを同じ日に打つ、同時接種が行われるようになったのです
 
2011年3月、ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの同時摂取後に
亡くなった乳幼児のことが次々にニュースになりました
その結果、両ワクチンの接種は一時見合わせとなったのです
しかし、その後の厚生労働省(以下、厚労省)の審議会により、これらの死亡例は、
予防接種とは無関係とされました
海外でもヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン接種後の死亡で因果関係がわからない例が
一定程度はあるということなどを理由に
 
ワクチン接種後に亡くなる例が一定程度あるなら、
それはあきらかにワクチンによる被害でしょう
しかし厚労省は、予防接種との因果関係を認めないまま、
両ワクチンをたった1ヵ月もたたないうちに接種再開しました
死亡した赤ちゃんのニュースなどなかったかのように、その後2013年から定期接種となり、
両ワクチンはすべての0歳児に推奨されるものとなったのです
 
接種を控える人が多かったのも、ほんのわずかな期間のことでした
もう、同時接種での死亡が話題になったことも忘れられているかのようです
そして、今では、赤ちゃんの接種後の副作用がニュースになることはありません
 
けれど、ニュースにならないだけです
今も、予防接種後に赤ちゃんが次々に亡くなっています
実際には、騒ぎにならないのがおかしいほど、
ワクチン接種後に亡くなる赤ちゃんが増えているのです
厚労省の副反応検討部会による情報を集計すると、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの
発売後の2011年から2014年の5月に至るまで、両ワクチン接種後に死亡した子どもは、
38名もいるのです
 
厚労省は隠してはいません。けれど、マスコミはこのことを話題にしません
ワクチン接種後の死亡ですから、ワクチン以外の理由で亡くなっていることもあるかもしれない
しかし、見過ごせないことは、その死亡時の様子の多くは、
ほとんどが突然死だということです
 
突然死とは、一般的には、医療と関係なく死亡した場合のことをいいます
これらの死亡例では、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンのみではなく、
DPTや四種混合ワクチン、ロタウイルスワクチンなど、
多種類の他のワクチンが同時に打たれている場合もあります
一度にたくさんのワクチンを接種してしまっているために、
どのワクチンが影響を及ぼしているかなど、つきとめられるわけがありません
予防接種に連れて行かなければよかった、連れて行かなければ突然死はなかったのではないか
親のつらい気持ちばかりが残るのです
 
(中略)
今、ワクチンのある病気は、すべて防がなければならない、というような宣伝がなされ、
さかんに啓蒙活動が行われています
日本は遅れている、世界並みにならなければいけないと、
専門家とかいう人たちが警鐘を鳴らし、医療の現場では病気を防ぐためと称して、
経営のために医師たちが接種を奨めています
そこでは誰も、ワクチンには必ず副作用があること、ワクチンの効果は限定的であること、
本当は病気を予防できる効果的なワクチンはごくわずかであること、
ワクチンを打たなくても病気にかかって確実な抗体を作れること、
そうしたことを語ろうとしません
ワクチンに期待される効果部分だけをアピールし、
ワクチンの限界やワクチンの害からは目をそらしているのです
子どもの健康のため、世界中の人を病気から守るためと称しながら、
ワクチン産業育成という側面が見てとれます
 
(中略)
あるお母さんが言っていました
自分の母子手帳を開いて、予防接種の欄を開いてみたら、
予防接種は2歳からだった、と
今はどうして0歳児にこんなに打たなければならないのだろう?と
病気が増えているの?と
何も増えていません、母子手帳に書いてある予防接種は、打たなければいけないものではない、
必要なものはごくわずかですよ、と答えました
 
本当はもう、今の日本にはワクチンはいらないと言ってしまいたかったのです
私とて科学者のはしくれ、もともとはワクチンを作ってきた立場です
ワクチン自体を否定したくはありません
けれど、これだけワクチン産業が世界的戦略となり、
そこに人々がからめとられていく様子を見ていると、もうワクチンはやめなさい、
と言いたくなるのです
 
(中略)
次から次へと出てくるワクチンを一方的に奨められることに、
「おかしいな?」と気づき始めた人たちがいます
(中略)
希望はあります
こうした若いお母さんたちのために、私も言い続けます
いらないワクチンは、いらないのです』
 
 
 
厚労省が「積極的推奨はしない」ワクチンは、絶対に打ってはいけない
(中略)
厚労省は推奨していない、それでも中止ではなく医師やメーカーは
奨めているという状況のため、打つべきなのか、打たないほうがいいのか、
迷う人がたくさん出ました
 
厚労省の「積極的推奨はしない」、その真意は、
副作用があるから表だって推奨はできないものの、
ワクチンの在庫をたっぷり持っているメーカーや医師の意向もあるため、
「受けたい人がいるから」という理由で、中止せずにおくということなのです
厚労省が「積極的推奨はしない」とした時点で絶対に打ってはいけないワクチンなのです』
 
 
 
『「効果を期待できる」は「期待してもいいが効果は不明」ということ
(中略)
ワクチンとは、ある病気の病原体に対して免疫抗体を作って、その病気を防ぐもの
鍵と鍵穴の関係です
鍵と鍵穴がぴったり照合した関係だからこそ、ワクチンは意味があるものなのです
近代西洋医学は、この鍵と鍵穴の関係を解き明かすことで、
数々のワクチンを開発してきました
しかし子宮頸がんワクチンは鍵と鍵穴の関係が完全に無視されています
(中略)
公的な子宮頸がんワクチンの説明文を読むと、
「予防する効果を期待されています」としか書かれていません
「効果を期待」は、効果があるかどうかまったくデータがとれていないワクチンについて
しばしば使われる言葉です
つまり、効果を期待してもいいけれど効果は不明ということで、そんなワクチンは、
壮大なる実験に参加するつもりでもなければ打つべきではありません
子宮頸がんは検診で防ぐ病気です
ワクチンが必要な病気ではありません』
 
 
 
『政治家や学校の奨励は真に受けない
(中略)
子宮頸がんワクチンは、選挙活動や政治家のアピールを通じて、
科学的データも臨床的データも何ひとつ検証されないまま、
地元の政治家主導で宣伝され、自治体で推奨されていったのです
自治体の動きと連動していたのは学校でした
学校で集団接種を行ったところさえありました
学校を通じて子宮頸がんワクチンが奨励されていったために、ますますおかしな事態となりました
 
ヒトパピローマウイルスは、おもに性交渉によって男性から感染するとされ、
すでに性交渉の経験があれば子宮頸がんワクチンは無効とされています
そのため、学校の現場では、接種を拒否すれば性交経験者と思われてしまう、
誤解をされてしまうから拒否はできない、というとても嫌な雰囲気が出てきたのです
 
当時、自治体や学校で、子宮頸がんワクチンをさかんに推奨した人たちは、
どういうワクチンかわかっていたのでしょうか?
理解した上で奨めていたとは、とても思えません』
 
 
 
『人を不安にさせるCMは信用してはならない
(中略)
日本中の女性を不安にした、子宮頸がんのテレビCM
(中略)
危険だ、危険だ、怖い、怖い、そう繰り返し紹介される病気があったら、
十分に気をつけることです
その病気を予防するワクチンや薬が近く売り出されるのかもしれません
命と健康を脅されれば、人はお金を使ってしまう
なんでもしてしまうのです
病気になった人が病気の怖さを訴えれば、なんとしてでも自分は病気を防ぎたいと思う
立派な経歴の先生の論文を引用して宣伝されれば、疑いもなく信じこんでしまう
そうした心理につけこんだ薬剤やワクチンの宣伝が、なんの規制もされないまま
テレビや新聞でたれ流しになっているのです
 
先ごろ、外資の製薬会社の社員が自社の降圧剤を宣伝するために、論文のデータを
自社に有利なように改ざんしていたことが白日のもとにさらされました
宣伝に引用された論文には、データ改ざんやねつ造の可能性があることを、
私たちは頭に入れておくべきです
いかに薬がウソの宣伝をされて売りさばかれているか
ワクチンも同じ、いいえ、ワクチンのほうがもっと悪い
 
薬は病気の人にしか売れないけれど、ワクチンはすべての人に売ることができるからです
 
健康な人を相手にして脅せば、1歳あたり、
百万人の需要が確保できると言われている商品なのです
 
2014年の4月
子宮頸がんワクチンなどの副作用について審議する、
副反応検討部会の委員らが、子宮頸がんワクチンのメーカーから講演料などを
受け取っていたにもかかわらず、すべてを申告せずに審議会に
参加していたことが公表されました
また、子宮頸がんの征圧を目指す専門会議という、
子宮頸がんワクチン接種の啓発を進めている医師や学者を中心とした団体が、
ワクチンメーカーから莫大な寄付金を受け取っていることも報道されました
こんなことは氷山の一角でしょう
 
これだけの被害を出し、しかもワクチンとしての価値がないとしか思えない
子宮頸がんワクチンを中止することができないのは、中止すると、
受け取るものが減って困る人たちがたくさんいるからです
 
政治家主導で導入されてきた子宮頸がんワクチン
このワクチンに引導を渡せるのは誰なのでしょう』
 
 
 
『常在菌にワクチンは必要ない
常在菌は健康な人には悪さをしない
2013年から赤ちゃんへの定期接種となっているヒブワクチンと肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌もヒブも、どちらも常在菌です
常在菌とは、人の体のどこかに棲みつき、通常は悪さをしない菌のことをいいます
人の腸管、口やのどにはこうした常在菌がいつでもいて、
普通に生活している中で、私たちはうまくつきあっているのです
(中略)
体力が落ちて多少菌が増殖したところで、健康に暮らしている人にとっては、
えいと撃退してしまえるもので、何も怖いものではありません
免疫力が極端に落ちている、本当にごくまれな場合に、髄膜などに侵入して
重症化することがあるのです
 
寝たきりで体力も落ちているお年寄りや、お母さんからもらった免疫で過ごしている
赤ちゃんが、たまたまなんらかの原因で、体の抵抗がひどく低下してしまったというような
場合です
そうした時のためだけのワクチンなのです
(中略)
赤ちゃんにはお母さんからもらった免疫が残っていて、
まだ自分で抗体を作る力が育っておらず、2歳くらいになるまでは、
ワクチンを接種しても十分免疫が作られないのです
肺炎球菌ワクチンだけではありません。どんなワクチンでもです
 
だから、昔は、2歳以下のワクチン接種は控えられていたのです
 
でも、肺炎球菌で重篤になる危険な場合があるのは(めったにないことですが)、
0歳、1歳の赤ちゃんです
 
(中略)
ここで疑問が起こります
ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンに、破傷風の毒素とジフテリアの毒素が加えられているのなら、
四種混合ワクチンで重複している破傷風ジフテリアを受ける必要があるの?という疑問です
困ったことに、海外で作られたヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンをそのまま導入してしまって、
日本が開発してきた四種混合ワクチンとの整合性は、全然考えられていないのです
よけいに打てばいいというものではないのに
 
ジフテリアトキソイド、破傷風トキソイドは、長年の使用で、
ある程度の信頼性はあります
けれど、単独で安全なものが、それを混ぜて、別なものと一緒になった時に
どうなるかということはわかりません
 
まして、四種混合ワクチンの接種で、ジフテリアの毒素と破傷風の毒素も入れるのに、
さらに同時接種でヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンを打ってしまったら……
これはもう、いつアナフィラキシーショックを起こしてもおかしくない状況です
 
基本的には、ワクチンはそれぞれが安全性をきちんと考えて作られたものだと思います
けれど、それが積み重なった時にどうなるか
複合汚染となり、大きく健康を損ねる可能性もあります
こうした危険を検証しないまま安易に同時接種を奨めるなど、言語道断です
 
生まれてきた赤ちゃんは、最初のうち、お母さんからもらった免疫で守られています
それらの免疫がなくなるにつれ、外の空気に触れ、少しずつ菌やウイルスにさらされて、
発熱したり、鼻水を出したりしながら、少しずつ、少しずつ、自分の体の中で、
免疫抗体を作り始めます
ヒブ、肺炎球菌もその一つ。どこにでもいる珍しくもない常在菌です
赤ちゃん期を過ぎる頃にはどの子も自分で自然に抗体を作っていきます
乳幼児の一時の、めったにない病気を防ぎたいからと、
まだ免疫応答もしっかりできないうちに、毒素やアジュバントなどをあれこれくっつけた
異物をどんどん入れて、急いで免疫抗体を作って……
そんなことをしていいのでしょうか
 
(中略)
ワクチン接種によっていくつかの型を抑えると、もぐらたたきのように他の型が
増えてくるのです
(中略)
つまり、肺炎球菌やヒブなど、健康な人にとってなんの危険もない常在菌による感染で
重症化するケースは、ワクチンで多少いくつかの型を防いだとしても、
ワクチンで防いでいない別の型の菌によって、重症な髄膜炎を発症してしまう、
ということなのです
 
常在菌については、代表的な常在菌である腸内細菌のことを考えていただければ
よくわかると思います
抗生物質を長く服用すると、必要な菌まで殺してしまい、
悪い菌がはびこるようになったりします
 
抗生物質を飲みすぎて下痢をしたり、手を洗いすぎてカサカサになったり
人体のあちこちに普通にいる菌は、その健康を保持しているものでもあり、
強制的に全部排除すべきものではありません
 
だから、常在菌にワクチンはいらないのです
 
通常の診療所では診断がつきにくく、また抗生物質の効かない耐性菌の問題があるため、
肺炎球菌やヒブによる細菌性髄膜炎は医師にとっては非常にやっかいな病気です
 
しかし、めったにない病気です
小さな診療所では、一度も患者を診たことがない、という場合が多いでしょう
ヒブや肺炎球菌による細菌性髄膜炎は、優れた救急医療体制と、
救急医師の対応により、ほとんどの場合は治癒しています
亡くなることはほんとうにまれなのです
 
それなのに、現在、健康だった子どもが、ヒブ、肺炎球菌ワクチン接種に、
年間10人近くも亡くなっています
何か間違っているのではないでしょうか?』
 
 
 
『0歳児がはしかにかかるようになったのは、ワクチンを打つようになったから
(中略)
母子の免疫のつながりを壊してしまった
はしかのワクチンは、かつては2歳になって打つものでした
昔は、生まれたばかりの赤ちゃんは、はしかにはかからなかったのです
お母さんがはしかにかかって得た強力な免疫を、
へその緒を通じて赤ちゃんに渡していたからです
赤ちゃんはお母さんからもらった免疫に守られて、体の抵抗力がつく2歳くらいまでは、
はしかにかかることはありませんでした
 
ところが、今、1歳、0歳の赤ちゃんがはしかを発症しています
今のお母さんはワクチンで免疫抗体を作った世代、ワクチンで作られた抗体は、
赤ちゃんに渡せるほど強くはなかったのです
はしかは高熱が何日も続く重い感染症
その重い感染症が、ワクチンのために0歳児を襲うようになってしまった
母子の免疫のつながりを壊してしまったワクチンは、
赤ん坊を守っていると言えるのでしょうか?
 
かつて2歳をすぎてからだった麻疹ワクチンが、今は1歳で打たれています
0歳のうちに打つ場合もあるようですが、0歳児に打っても
免疫抗体が作られにくいと考えられています
実際に、2013年にはしかにかかった1歳、2歳の子どもの約半数には
ワクチン接種歴がありました
2004年以降、子どものはしかによる死者は出ていません
0歳児がかかるような環境を、私たちは作ってしまった
けれど0歳の子が亡くなっていない、それが救いです』
 
 
 
『針で体に異物を入れ、病気と闘うという考えは、
リスクの大きな、異常な考え
ワクチンは体にいいもの、という間違った思い込みがある
 
注射、好きですか?
ワクチンは体によいことだから、注射は健康のために積極的にしよう、
そう思い込んでいる人が多いのはなぜでしょう
ワクチンも、注射も、体にいいことではありません
ワクチンとは、わざと体に病気の種を入れることです
しかも、注射針を使い、強制的に体の中に入れるのです
(中略)
注射器で入れられてしまうと、体は拒否することができません
なんとなく注射が怖い、嫌だなというイメージは、
自分の体を守るための本能ではないかと思います
(中略)
かつてのような医療事故は、もう日本では起こらない……そう思います
けれど、海外で行っているからという理由だけで、
平気で0歳児に何本も同時接種する医師が出て来ている今、
同じような過ちが繰り返されないとは限りません
(中略)
必要のない注射は、できるだけしないに限るのです
針を使って、体にわざと異物を入れて、病気と闘うという考えは、
本来リスクの大きい異常な考え方です』
 
 
 
『過ちは繰り返されています
1989年に導入された、MMR(はしか、おたふくかぜ、風しん)ワクチン
このワクチンによる副作用を、厚生省(当時)は認めず、導入から4年後、
5名の死亡を含む、1700人以上の被害を出すまで接種が続けられました
そして今も、子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、
日本脳炎ワクチンなど、明らかに副作用が多いワクチンが放置されたままになっています
副作用からことさらに目をそらしている人たちがいるのです
 
(中略)
副作用は本来、「副作用」ではなく、「害作用」と言うべきもの
何万人かに1人には起こってしまう「害」なのです
「副作用」とか、さらには「副反応」などと、
あってあたり前のことのように言い換えているのは問題です
 
ワクチン接種後の健康状態の悪化を、体質や心因性など、個人の健康状態のせいにしたり、
ワクチン接種後の副反応報告は、「紛れ込み」で、たまたま別の原因で具合が悪くなったのだと、
副作用の報告数を無視したり、乳児突然死症候群として闇に葬ったり
やっていることは、昔も、今も、同じではありませんか
 
ワクチン接種後に、ワクチン接種前とは違う様子があったら、
それは、ワクチンの副作用として考えるべきなのです
(中略)
現在、毎年、毎月、同時接種で亡くなっている赤ちゃんが出ているのです
これがどれだけ異常なことか。疫学を学んだ人であればわかるはずです』
 
 
 
『ワクチンは生物由来製品
体に入った時に何が起こるかはわからない
ワクチンは劇薬です
ワクチンが健康食品と違うのは、ワクチンは劇薬で、
大きなリスクが伴うものである、ということです
(中略)
ワクチンは、よほどのメリットがなければ、あえて体に入れたいものではないのです
 
(中略)
さまざまなことをやり、数年かかってきれいなワクチンを作ることができたのが
1963年ごろのことです
ところが新基準のワクチンが使われ始めたのは1965年です
国の審議会で、まだ汚いワクチンの在庫が1年分あるから、
切り換えるのはその次の年からということになったのです
 
国というものは、犠牲者が出ようとおかまいなしで、在庫処分をするものなのか
50年前のあの日の悔しさを、昨日のことのように思い出します
 
今も、国は同じことをしています』
 
 
 
『副作用のないワクチンを作ることは不可能
(中略)
どんなに科学が進歩しても、どんなに精製してウイルスだけにしても、
生物由来のものが自然の経路でなく人体に入った時にどうなるかは、わかりません
何度も何度も改良されたけど、副作用はなくなっていません
それどころか、開発した費用の元をとろうとするかのように宣伝され、
接種の枠を広げ、接種率を上げ、副作用が増え続けているのです
 
日本脳炎ワクチンをきれいにしようと必死に電子顕微鏡を覗いていた私には、
ここまで日本脳炎患者がどんどん減ってきたのは、ワクチンのおかげではなく、
環境の変化によってであることがはっきりわかります
 
豊かな生活環境は、感染症の危険を激減させてきました
しかし、どんなにがんばって研究者が開発を続けても、
副作用のないワクチンを作ることは不可能なのです
 
だから、必要のないワクチンはやめなければならない
(中略)
感染すれば、ほとんどの人がなんの症状もなく回復し、
日本脳炎ウイルスの抗体ができます
(中略)
また、近年は脳炎を発症しても治療が適切になされ、亡くなる人はほとんどいません
 
日本脳炎ワクチンは副作用が多く、もはや打つほうが危険なワクチンなのです』
 
 
 
『自然に治る病気に薬を使ってはいけない
(中略)
インフルエンザは自然治癒する病気です。薬はいりません
インフルエンザの原因はインフルエンザウイルス。ウイルスを殺す薬はありません
抗生物質は、最近を殺すための薬です。ウイルスには効きません
(中略)
体の自然な反応で熱を上げようとしているのに、解熱剤でその熱を下げようとすることは
非常に危険なことなのです
発熱は、自分の体を守るための生体の反応です
熱中症など、外から熱された場合は危険ですが、人間の体というものは、
自分の体の自然な発熱で自分に決定的なダメージを与えることはありません
 
インフルエンザの感染を防ぐ方法は何もない
手洗い・うがい・マスクは効果なし
(中略)
インフルエンザには、手の消毒は意味がありません
インフルエンザウイルスは手から感染するのではなく、のどや鼻から感染するのですから、
(中略)
うがいも効果はありません
のどや鼻の粘膜にくっついたら、ものの30秒~1分以内に細胞内に入ってしまうのです
細胞に取り込まれたウイルスを水で洗い流すことは不可能
うがいでインフルエンザを予防するつもりならう、延々とうがいをし続けなければなりません
ではマスクはどうかというと、ウイルスの粒子はマスクの繊維のすき間など、
簡単に通り抜けてしまいます
(中略)
学校では、修学旅行での持ち物リストに「マスク」と書かれたようです
何かあった時にマスクを持っていなければ、学校が大変な避難を受けることになるからです
マスクは、持っていれば発病しても許される免罪符
感染を防御するには役に立たないけれど、エチケットの意味での効果はあるのでしょう』
 
 
 
『インフルエンザの流行を防げない一番の理由は、元気な人が感染を広げているからです
インフルエンザは、感染しても、熱を出ず、元気な、不顕性感染という状態の人が
たくさんいるのです
そして、こうした人が学校や職場で、自分でも気づかぬうちに感染を広げています
(中略)
およそ5人に1人の高い確率で不顕性感染があるものを、予防の心がけで防ぐのは無理
(中略)
インフルエンザの感染を防ぐ方法は、ありません
かかるのも、うつるのも、仕方のないこと
その人の心がけのせいではありません
社会生活をしている以上、感染の機会をなくすことはできないのです』
 
 
 
『インフルエンザにかかったら病院に行ってはいけない
できる限り病院にも行かないこと
インフルエンザは病院にも行く必要はありません
高熱で赤ちゃんの痙攣が15分以上続いたような場合は別ですが、
インフルエンザの発熱で病院に行く必要はありません
 
病院に行くほうがかえって危険
 
治りかけている人が病院に行って、また別の型に感染するのもよくあることです
他の重大な病気を抱えている人に感染を広げないためにも、
のこのこ病院へなど行かないこと
しっかりと発熱して十分に睡眠を取り、自分の体でウイルスを退治すれば、
すっきりと自然に治っていくのです
(中略)
つまり、インフルエンザを発病しないための最強の予防策は、
インフルエンザにかかることです
インフルエンザにかかったら、ラッキー、ただで生ワクチンをもらった、
これでしばらくはかからない、と考えればいい
インフルエンザはたったそれだけの病気なのです』
 
 
 
『インフルエンザの研究にはたくさんのお金が集まります
世界中の、あらゆる年代の人がターゲットの商品なのですから
誰もインフルエンザの流行を抑えることはできない
インフルエンザは怖いよ、怖いよ、と脅し続ければ、
永遠にワクチンとインフルエンザの薬を売り続けることができる
潤沢に研究費があり、永遠に続けられる商売なのです
だから、途方もない研究だけれど、やめよということにはなりません
 
今やインフルエンザは世界一大産業、世界戦略です
予防も薬もいらないインフルエンザという病気に、
たくさんの人が依存して利益を得ているのです
 
私たちは、ワクチンにも、薬にも、インフルエンザにはお金を使う必要はありません
必要なのは、インフルエンザにかかってつらい時には休める社会の体制を作ること
それがインフルエンザにおいてはもっとも大切なことです
体調の悪い時に休める社会であれば、インフルエンザは人類にとって
決して驚異とはならないでしょう』
 
 
 
『いらないワクチンは断る
(中略)
現在、0歳児が打つワクチンが増え、何本ものワクチンが同時に
接種される事態になっています
予防接種裁判のせいで欧米に比べ日本のワクチン政策が20年遅れた、
日本はこの遅れを取り戻さなければならないと言う人たちが現れたからです
 
子どもを救うためと言いながら、新しく登場してくるワクチンのどれもこれもが
高価です
すると今度は、貧しい人もワクチンを受けられるようにと、ある政党が言い出します
子どものための予算は通りやすい
そして子どものためにというワクチン行政に反対できる政党はありません
こうして次から次へと公費が投入されます
 
そして、公費負担となると、日本人は誰もかれもがワクチン接種に出かけてしまいます
国が奨めたとたん、70%、80%という接種率にはね上がるのです
そんな国、他にはありません
(中略)
ひと昔前の小児科医の仕事は、感染症との闘いだったのです
小児科医の仕事は、親の心配を取りのぞくことでした
しかし感染症の多くは抗生物質の普及とともに、重篤に至らず治ってしまうようになりました
そして近年、その小児科医の仕事が、ワクチン接種に移行しているのです』
 
 
 
『必要な人に必要なワクチンを
全員が打つ必要はない
(中略)
例えば、破傷風にさらされる職業についたら破傷風のワクチンが必要だし、
風疹にかかっていなくて不安な女性は、妊娠前に風疹のワクチンを打ったほうがいい
おたふくかぜにかからないまま大きくなってしまった男性は、
成人男性のおたふくは睾丸が腫れて悲惨ですから(でも男性不妊症になることはありません)
ワクチンを打つことを考えてもいいでしょう
そのように、ワクチンは、必要な人が必要な場合に打てばいいもので、
すべての赤ちゃんに打つべきものではありません
 
全員で防衛しましょう、などという言い方は、全体主義的な危険な言い方です
それに、全員で足並みをそろえてワクチンを打っても、病気を撲滅することはできません
これまでの例を考えても、ワクチンを徹底してかえってやっかいなことになっています
 
結局、「赤ちゃん全員の接種」の意味は、裏を返せば、すべての赤ちゃんに接種を奨めれば、
百万人分の需要が換気できる魅力的な商品ということなのです
 
必要な人が、必要な時にワクチンを打てばそれでいい
メーカーにとってはたいして儲けにはなりません
でも一人ひとりの健康を守るためには、それが一番確実で、
一番安全なことなのです』
 
 
 
『ワクチンは強制ではない
「努力義務」は受けなければならないものではない
 
定期接種とは、定められた年齢の期間内の予防接種を、国が公費で負担をし、
推奨しているワクチンのことです
これは、「受けなければならないもの」ではありません
 
法律では「努力義務」となっています
これは、努めるべきではあるが、そうしなくても処罰の対象にはならず、
選択は個人の自由に任されるという意味です
 
義務、という言葉がついていますが、義務でもないし、まして強制でもない
あたり前ですが、絶対安全とは言えない予防接種を義務という言葉を使って
国が強制することなどできません
 
予防接種を制度として行い、公費負担をして無料にしているということは、
富める人も貧しい人も、等しく高価なワクチンを接種できる権利を国が補償している、
というだけです
受けなくてはならない義務ではありません
 
(中略)
問題は、定期接種は、地域の保健センターから赤ちゃんのいる家庭に郵送で
お知らせが届くことです
そうすると、誰もが、「打たなければならない」と思い込んでしまいます
赤ちゃんの検診に行けば、ワクチン接種を受けていない親には、
保健師さんの指導が入ります
誰もが強制接種と同じような圧力を感じることでしょう
 
(中略)
保健所からのお知らせ、この公権力というものがいかに強いものか
黒船がやってきた頃から始まった、大日本帝国の伝染病対策時代から続く伝統なのか、
ワクチンを受けない者は、反社会的、という扱いをされてしまいがちです
 
国が奨めるものは受けなくてはいけない、誰もがそう思い込んでいるから、
なんの疑問も感じることなく予防接種に連れていってしまいます
一方、疑問を感じたお母さんは、拒否することの難しさに悩まなければならないのです
 
(中略)
子どもは親や先生の言うことを全部聞くわけじゃないでしょう?
(中略)
受ける、受けないは、それぞれ個人で判断すべきなのですから
本人の意思に反してワクチンを強要するなど犯罪的な行為といえるでしょう
自分と家族の大事な体にかかわる個人の選択について、
他人にあれこれ非難されるいわれなどありません
 
ワクチンを選択することは、医療行為における、大切な自己決定権なのです』
 
 
 
『病気にかかることは生きていく上で必要な、とても大切なこと
(中略)
人間は、無菌動物ではいられません
いったん羊水から出て、オギャーと外に生まれてしまったら、ウイルスや細菌、
さまざまなものにさらされます
自分で抗体を作ることのできない時期にはへその緒を通じてもらった母親の交代で守られ、
ときに病気になったりしながら、少しずつ抗体を作り、抵抗力をつけていくのです』
 
 
 
『「ワクチンで防げる病気」のほとんどが自然に治る病気
「ワクチンで防げる病気」というワクチンの宣伝文句があります
ワクチンのある病気は、ワクチンで防ぎましょう、というわけです
まるでワクチンのある病気にかかることはいけないことのような言いぐさです
 
風疹、水ぼうそう、おたふくかぜ、インフルエンザなど、
現在ワクチンのあるほとんどの病気は、怖い病気ではありません
はしかだって、死ぬ病気ではありません
ワクチンの宣伝のために、怖い、重症化すると思わされているだけで、
ほとんどが薬も必要なく自然に治っていく病気です
 
だいたい、ワクチンで防げると言いますが、ワクチン効果は100%ではないのだから、
そういう断定的な言い方が許されるものではありません
(中略)
一方、天然ものの病気にかかってしまえば、ワクチンよりはるかに強力な抗体を
得られます
小さ頃にかかれば本当に軽くすむ場合だってあるのです
 
結局、「ワクチンで防げる病気」は、「ワクチンを作ることができた病気」なだけなのです
おそれるほどのものではありません
看護することができるなら、病気にかかってしまっていいのでは?
 
嫌気性の菌のため、自然感染の機会がない破傷風は、ワクチンでしか防ぐことができないでしょう
でも感染してから治療することは、今は可能なのです
 
(中略)
抗生物質のなかった時代には、必要だったワクチンもあります
でも、今はほとんどのワクチンがいらなくなりました
今、すべてのワクチンを見直す時がきているのです
 
太古の昔から、人類はさまざまなウイルスや菌にさらされ、時に病気にかかり、
病気とたたかい、ここまで進化してきました
その結果が私たちです
人は病気にかかりながら、強固な免疫を獲得してきたのです
病気がなければ、ここまでの生体防御システムはでき上がらなかったことでしょう』
 
 
 
『[特別対談]
「脅しの医療」に対抗するために
「医療産業複合体」が一般の人の恐怖心をあおっている
 
母里 今、日本の医療がどんどん悪くなっているような気がするんです
 
近藤(誠) 悪くしているんです。インフルエンザワクチンが効く、と聞けば
     すぐ信じてしまう
     僕がやめなさいと言っているがん検診も、いいことがあると思って
              受けに言ってしまう
     それはそう仕向けている勢力があるから
     「医療産業複合体」がね、そうさせてるんですよ
 
母里 医療マフィアですね(笑)
 
近藤 日本人は世界で一番長寿で健康です
   その中で医療業界がどう利益を上げていくかというと、結局、
     健康な人に医療行為を押し付けるしかない
   専門家、製薬会社、厚生労働省、機器メーカーなどからなる医療マフィアが
       チームプレーをして、一般の人の恐怖心をあおる
   不安にさせておいて、こんないいものがありますよと鼻先にぶらさげて……
 
(中略)
母里 そんな中で今、予防接種は小児科医の収入源になっていて、それがなければ
   小児科医が成り立たないようになっているんです
 
近藤 製薬会社の思惑もありますね
   近時の不況の中でも、製薬会社だけは右肩上がりで売り上げを伸ばしてきた
   しかしこの先、薬たちの特許が切れ、他方で有望な新薬がなかなか出ない
   ではこれから何で儲けるか、というと、そのひとつがワクチンです
   それに厚生労働省も医者も乗っかっている
   厚労省は結局、名もなき大衆よりも、自分たちの利益に関連している製薬業界、
   医者たちのほうが大事なんです
 
(中略)
近藤 ワクチンの補助金に1000億という金が払われてますからね
   土木工事と一緒で、税金でやってる公共事業です
 
(中略)
母里 国民の目をごまかして、そこにお金をどんどん入れて……
   まず、最初にワクチンに高い値段をつけておき、金持ちだけ接種できるのはけしからん、
   こんなに怖い病気なのに貧乏人を差別してるという構図を作って、その後、公費負担に
   入れるんです
   そのやり方が繰り返されて、どんどん予防接種が増えているんです
 
近藤 ま、商売としては上手だよな
 
母里 すごい上手ですよ
 
(中略)
近藤 昔は医療機関で処方されていた薬が、今は薬局で手に入るでしょう
   ロキソプロフェンとかファモチジンとか。危なくてしょうがないですね
 
母里 怖いですね。なんでもかんでも規制撤廃で自由化自由化です
 
近藤 あれは製薬会社の保護策です
   特許が切れて、ジェネリックという後発薬が出るため、医療機関では値段が下がるから、
   先発メーカーの薬を薬局で売らせよう、それで儲けを確保させようという親ごころ
   一般の人が副作用で倒れようが死のうがかまわないという、人命軽視の姿勢なんですね
 
母里 ほんとに薬はそういう出し方ですね
   それで日本人は薬好きだからどんどん服用してしまう
 
(中略)
ワクチンに入っているものは体の中に入れてはいけないものばかり
 
母里 ここまでワクチンが増えてきて、アレルギーから始まって、アナフィラキシーショック
   いっぱい起こっていると思うんです
 
近藤 ワクチンはインフルエンザのタンパクとか、ヒトパピローマウイルスのタンパクを
   注射して入れても、それだけでは体に何も起きないから、免疫活動を活発化させるための
   アジュバントという補助剤を入れるわけだ
   これがおっかないですよね。リン脂質やアルミニウム、ウイルスを不活化させるための
   ホルマリンや、異物でしかないゼラチンが入っていたり
   なんかもう、人間の体の中に入れちゃいけないものばっかり入ってる
 
母里 それを何回もやれば、アナフィラキシーショックを起こすのは確実だということは、
   免疫学の基礎なんですけどね
 
近藤 確かにヒトパピローマウイルスのワクチン(子宮頸がんワクチン)は2回目以降に
   おかしくなることが多いからね
 
母里 しかも多種類のワクチンのアジュバントが蓄積されてくる
   この間インターネットで、赤ちゃんに6種類のワクチンを打つ動画を見てぞっとしました
   同時接種してくれるいい病院という宣伝なんだそうです
 
近藤 厚労省の言うのを真に受けて打っていたら、7歳までに30回以上って言ってましたね
 
母里 0歳で10回ですよ。私がワクチンに関わっていたころはワクチンは2歳からだったのに
 
近藤 しかも任意接種まで受ければ、生後2ヵ月からの半年間で15~16回でしょう?
   そんなもの必要ないし、危険です
   人間の自然な状態を考えてみると、まだ免疫学がうまく働いていない0歳児は、
   お母さんの体内にいた時に胎盤を通じて抗体をもらっているわけですよね
   最初の半年、1年半はその抗体だけでなんとかやっていける、というお膳立てがしてあって、
   その間に赤ちゃんが自分の力で免疫を作っていく
   そういう時期に、強制的に次々病原体を体に入れられるなど想定していないわけだ
   生まれたての体の仕組みがしっかりしていない時期に、何種類ものワクチン接種すれば
   何かおかしなことになる
   ヒブ、肺炎球菌ワクチンなどの後に突然死が増えているのはそのひとつでしょう
 
母里 厚労省は、突然死が増えているから、突然死症候群の研究班を作って研究してます
   またそれもうやむやにするつもりです……
   ワクチンを導入したら突然死が増えた、
   それだけでワクチンに害があることを証明しているのに
 
近藤 まったくその通りです
 
効果も安全性もきちんと調べられていない
 
近藤 だいたい最近のワクチンは、きちんとしたデータがない状態で導入されています
   普通、薬はランダム化比較試験というものを行って、実薬とプラセボ(偽薬)で効果に
   違いがあるかどうかを調べなければいけない
   ところが最近のワクチンは、それが実質上行われておらず、単に抗体価が上がったか
   どうかの実験しかしていない
 
母里 抗体価が上がれば効いた、予防が期待できる、と称するんですよね
   水打ったわけじゃないから上がるでしょと思うんですけどね
 
近藤 それを打って感染が予防できたとか、長期的な害が少ないとか、そういうことは
   一切調べてないんですよ
 
母里 日本のワクチンは、プラセボと比べて有害作用がないかどうかの調査だけはやっていました
   ただ、外国製のワクチンが入ってきてからは、日本での臨床試験はなしです
   外国でやってるから安全、何ヵ国で使ってるからどうだこうだと
 
近藤 外国での調査は、ひとグループが100人とか、人数が少ないんだよね
   それも、ワクチンを何種類も打ってるところに、ひとつ新しいものを加えて
   調べてみましたというような実験
 
母里 しかも途上国に持っていってテストしたり、やり方がひどい
   だいたい0歳の子どもで臨床試験できたとは思えないですからね
 
近藤 安全性なんて調べられていないも同然ですよ
   一応論文のタイトルには
   「……と安全性」なんてタイトルがついているけど
 
(中略)
近藤 日本人の薬好きは世界一なんですよね。歴史的に抗生物質は世界の7割使ってる
   7割の法則ってのがあって
 
母里 タミフルも7割使ってましたね
 
近藤 正確には7割5分だったかな。製薬会社と結託して医者が使ってる
   日本の医者はいいかげん。ひとりの患者に薬を、10種類、15種類って出す国は
   他にないよね
 
母里 何か症状を訴えると次から次へと増えていく
   定年後に3年だけ介護老人保健施設の施設長をやっていたんですけれど、
   入所してくる時、みんな山のように薬を持ってくるんです
   今、施設がいいのは、出来高払いではなく包括払いなんですよね
   いくらやっても老健は儲かりませんから、本当に基本的な、心臓病と、
   糖尿病と、高血圧もどうかな、と思うけどそれくらいにして、他の薬を
   全部やめるんですよ
   すると、もう確実に元気になる
   あっちが痛いこっちが痛いと言っていたのもよくなります
 
近藤 頭もはっきりしてくる人が多いですよね
 
母里 はっきりしてきます(笑)
   あれだけの量の薬を全部飲んでいるかというと、飲んではいないものですけれども、
   ちゃんと飲んでいたら、もっと薬害が出るでしょうね
 
(中略)
近藤 薬を出す時に引き算をしないからね。足し算ばっかり
   頭が痛いと言った時にはこれを出すとか、血圧が下がらないと言うとまた出してとか
   マニュアル化されている。医者自身が勉強していないから、やめるのが怖い
   患者の側も、疑うことを知らない。患者には基本的に勉強する義務はないんです
   そのためにプロがいるわけだからね。だけどプロがいいかげんだから
 
できるだけ医者に行かないようにするのが一番
 
母里 本当に、困ったお医者さんが多いです
   ワクチン打たないというお母さんは、うちでワクチン打たないなら診てあげないとまで
   言われることもあります。医師法違反です
 
近藤 がん診療でも、治療を受けなきゃ診てやらないという医者、多いですよ
   がんの場合、その治療というのが胃袋とるとか、抗がん剤だからね
 
母里 ぜんぜん診てもらえないというのは不安だから、どうしても病院に行くでしょう、
   行ったら最後
   母子手帳開いて、何と何と何をやっていないから、今ここで受けていきなさいとなる
   そこでの断り方を教えてくださいと聞かれることがあって
   地方だったりすると、地元ではその小児科の先生にしか診てもらえないという場合も
   多いんです
 
近藤 うーん、まず、小児科医がほんとに必要な病気ってもうほとんどないからね
   だから行かないようにするのが一番いいよね
 
母里 やはり……そうですね。医者に通うなということですね
 
近藤 子どもの場合、熱が出たとか、具合が悪くてもちょっとぐずるとかで
   病院に駆け込むことが多い
   でもたいていの病気は、1日ちょっとガマンすればよくなるのがほとんどですよね
 
母里 今、1日もガマンできないお母さんもいますけれども……
 
近藤 確かに、相談できる年寄りも身近にいないことも多いしね
   でも、とりあえず言っておかなければいけないのは、
   「自分や子どもの体を信じなさい」ということですね
   熱が出ても、ぐずっても、1日2日たてば、体はちゃんと回復してくれます
 
対処法だけわかっていれば、あとは体がなんとかしてくれる
 
近藤 対処の仕方だけ知っておけばいい
   下痢したり吐いたりしたら、水分をたくさんとって、もっともっと下痢したり
   吐いたりするようにしなきゃいけないとかね
   昔は下痢するから水を飲んじゃいけないとか言ってましたが、逆効果
   水分をしっかりとっていれば、体が毒素を出してくれる
   体が毒素を出そうとして吐いたり下痢したりするわけだから
   あと、インフルエンザなどの発熱性の疾患になったら、とにかく薬を飲まないこと
   解熱剤はとくに危ないし、タミフルなんてとんでもない薬です
   (中略)
   発熱性の疾患は自然に治るんだから
 
患者に安心感を与える医者がいなくなった
 
母里 医者が「手遅れですよ」と言ったり、
   「なんでこんなにひどくなるまで連れてこなかったんだ」などと言ったりして
   脅すのが困ります。脅しの医学になってると思うんです
 
近藤 医療っているのは恫喝産業だから。不安産業でもあるよね
   (中略)
   最初は理想に燃えて医師になったかもしれない
   ところが、来る人来る人みんな健康じゃないか、と
   そうすると、考え始めることは、健康人をどうやって、病人に落とすか
   (中略)
   今、病人を作るもっとも手っ取り早い方法は、健康診断、人間ドック、
   がん検診、こういうものなんですよ
   これらがなかったら日本の医療は崩壊します
   健康な人に検査で病名というレッテルを貼って、病人を作り出して、臓器を取ったり、
   いろんな薬を飲ませたりする
 
(中略)
多数決ではワクチン支持の人のほうが優勢……これは仕方がない
 
(中略)
近藤 防衛するためには、まず、知識なんだよ
 
母里 そうですね。自分で判断して、いらないと思わなければいけない
   あの人が言ってるから、やめておこうということではなくて
 
近藤 誰かの言うことを信じてやめようとすると、たとえば母里さんの言うことを信じるとしても、
   次に別の医者が何か言うと、またクラクラっときてしまう
   結局多数決になってしまうんです
   (中略)
   世の中にはワクチン支持という人のほうが多いし、ネットでも
   打ったほうがいいという人のほうが優勢になってしまう
   それは、そういうものなんだよ。しょうがない
   いい方法はなかなかないんです
   たまたまこの本に気づいて読んだ人が難を逃れるということでしょう
   大部分の人は被害にあわないから、世間に危機感を生じさせないんですよね
   実際に亡くなったり被害にあったりした方がいても、一般の人から見るとよそごとで、
   やっぱり感染症は怖いよねよ思われてしまう
   (中略)
   でも、発想を変えないと
   僕たち人類は生まれてこのかた、病気にさらされているんです
 
(中略)
母里 ヒアルロン酸コンドロイチンだの、飲んでない老人はダメだみたいな宣伝を
   していますよね。それはまあいいでしょう
   ワクチンだって、メーカーが作ってメーカーが宣伝する分には結構です
   だけど、それを国が認めて奨めていること、公費負担にしているからやらなきゃ損だ、
   やらなきゃいけないものだと思わせているということが問題なんですよ
   がん検診を公費負担にしても、大人はそれほどは行かない
   でも、赤ちゃんを人質にとって脅すと、親はみんな行っちゃうんです
 
(中略)
近藤 あらためて、必要なワクチンがあるのか考えてみたいんだけど、「必要」って、
   必ず要ると書くわけだけど、よくよく考えても、そんなワクチン思い当たらないね、
   この時代
 
(中略)
すべてのワクチンは大人になってから自分で判断して打てばいい
 
(中略)
近藤 ワクチンは、赤ちゃんには考える力がないし、お母さんのほうはもう心配が先にたって、
   思考停止になってしまう。そこに医者がつけこみやすい
   ……でも、そう考えてみると、ほとんどのワクチンは、中学、高校になってからでも
   いいんだよね
 
母里 そう、そうなんです
   子どもが感染症で死ななくなったんだから、本物の病気で免疫ができて、
   それで抗体ができるほうがいい
   それでもかからなかったら、あとから打てばいい
   そういう意味で、以前風疹のワクチンは中学生だったんですよね
 
近藤 だから、ほかのワクチンも、本人が成長してから、それぞれ必要性を考えて打てばいい
 
母里 私もこれまで、はしかくらいは打っておいたらとか、破傷風は効くわよとか、
   全面否定はしていなかった
   でも、一生のうち、いるかいらないかと言ったら、やはりいらないです
   はしかのワクチンを打っていなければ保育園の職員になれないとか、
   必要になった時に考えて、その時受ければいい
   赤ちゃんに是が非でも打たなければならないものではない
 
近藤 大人になってから自分で判断して受ければいいんです
 
母里 それが結論ですね。赤ちゃんに親が強制できるものではないと
   親が選んで後悔しないようね
 
近藤 子どもはある意味では他人ですからね
   しかし他人以上に、その人生を尊重してあげないと』
 
 
 
『科学の進歩と経済の発展にまかせて、人々は自らの手に余るものを作ってしまいました
ワクチンと原発は、同じ問題をはらんでいます
生命、原子力……人類が制御できないものに対して、思う通りにコントロールできるという
思い上がりが、今のこの状況を作っているのです』
 
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか
 
今回こういう形でお送りしたのは、
 
自分に知識が足りていない、
時間も少ない、
 
ということもありますが、
自分が得た情報を奥さんに渡すためということもあります
 
なので、
引用文ではありますが、
箇条書きのような形になっています
 
しかし、
有用な情報も多かったのではないかと思います
 
今後も予防接種やワクチンに関しては、
随時勉強経過を報告していきたいと考えています
 
 
 
では今回はこのへんで
 
また次回お会いしましょう!