ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

どうして失敗は必要なのか?

おはようございます!

 

今朝、妻が「ふふふ‥」と笑いながら

お越しにきたような気がして目を覚ましたら‥

 

横でグースカ寝ていました

夢だったようです

 

 

guts koporu takkaです

 

 

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千田琢哉、教科書に載っていなかった20代の哲学 心に電流を走らせる100のメッセージ

 

 

 

今日を入れてあと3日で、

ブログ開設以来3ヶ月となります

 

まずは3ヶ月、

とにかく書こうと決めていました

皆さんのおかげでここまで走って来れたと思います

ありがとうございます

 

おっと、

まだ少し早いですけどね‥

 

 

 

 

なにを〝しないか〟決めていく

 

『たとえば、「英語はしゃべれなくていい」と決めた途端、ドカンと人生の自由時間が増える

お金持ちになって通訳は雇えばいい』
 
これは英語を例に出していますが、
本質を考えると、
かなり重要です
要は、
 
〝なにをするかではなく、なにをしないか決める〟
 
ということですね
 
これは先人たちはわりと言っていることですが、
(私はジョブズが言っていたのが印象的ですね)
私は好奇心の塊のような男で、
かなり多岐に渡って手を出すし、
やりたいことはやる!という我が儘な男なので、
「やめるだなんてとんでもない!」
という感じでした
 
しかし、断捨離なんかを通じて、
この重要性がわかってきましたね
 
まず、いろいろとっちらかっていると、
結局何も手をつけないまま時間が過ぎて行くということ
 
そして、ひとつひとつ消して行くと、
いま本当に何を優先してやるべきか、
ということが見えてくる
 
どれだけ書き出しても減らなかったタスクが、
少しずつでも確実に減って行く
感動ですよ
 
 
そして、
消したからと言っても諦める必要なんてありません
またやりたくなったらやればいいんだし、
やりたくならなかったらそれでいいんです
 
あなたにとって大切だっただろうものを、
 
「結局その程度のものだった」
 
なんて言いませんよ
それをしようと思ったことには、
それなりの意味があったんです
 
まあ、気楽に考えることですね
 
 
そしてこの千田琢哉さんの言葉には、
もうひとつ意味があります
 
〝自分で何でもやろうとしない〟
 
ってことです
本当にそれを自分がしなければならないのか
誰かに任せられることではないのか
 
それを真剣に考えることによって、
〝あなたの本当の社会的な役割〟
 
が明確になってくるとも言えます
 
あなたが気が進まないことは、
気にせず人に任せてみればいいのです
それは、
あなた以外の誰かが、
活躍できるフィールドかもしれませんからね
 
この項の最後に、
もうひとつ引用しておきましょう
『「英語はしゃべれなくていい」と決めたら、ドカンと自由時間が増える
今までの人生で洗脳されていたことはないでしょうか。洗脳から解き放たれると大きな自由が得られます
固定観念を捨てると人生が一変します
日本では「これからは英語くらい話せないと」と煽ります。でもお金持ちには英語の勉強なんてしたことがないという人がたくさんいます
ビジネスクラスの英語が話せるようになるには最低3000時間必要だと言われています
換言すれば、英語の勉強を捨てることによって、3000時間の自由が生まれることになります
その分、他の勉強をしてお金持ちになって通訳を雇うという考え方もあります』
 
 
 
 
 
失敗することの、本当の意味
 
『その人のポテンシャルは、遠回りをした量に比例する
銀行の残高よりも、遠回りの貯金のほうがはるかに人生において価値があることに気づきましょう
わざと遠回りする必要はありません。高い目標に向かってチャレンジした結果の遠回りは自分の血肉になります
遠回りのバリエーションが多ければ多いほど、その人の将来は大化けします
A地点からB地点の最短コースとして直線しか知らない人よりも、ぐにゃぐにゃ曲がりくねって100通りのコースを経験した人のほうが、将来のリーダーとしての素養があります
なぜなら、他人の痛みをわかろうと思えるからです』
 
私はマキャベリは個人的にあまり好きではありませんが、
この言葉には感銘を受けています
 
『地獄に行かないための唯一の方法は、
 地獄に行くための道を知り尽くしておくことだ』
 
 
これは本当です
〝遠回り〟や〝失敗〟には、
 
そういった意味もあるのです
正解?と思われるような道ばかりストレートに歩いてきた人は、
 
誰の人生にも口を開けて待っている
 
〝落とし穴〟
 
にはまったときに、
出てくるのが大変だろうなあ、と思います
一度はまっておけば、
その落とし穴がどこに潜んでいるのか、
ある程度わかるようにはなるんですけどね
 
すべての種類の落とし穴を経験しなければいけないということでは
ありません
 
ひとつ大きいのにはまっておくと、
共通の〝匂い〟がわかるようになります
 
進んで大きな失敗をしましょうと言っているわけではありませんが、
嘆く必要はないということです
 
そして失敗を恐れないでください
 
〝恐れを克服する〟という意味において、
失敗はとても大切です
一度経験すると、抗体ができます
そして、同じレベルの失敗であれば、
匂いでわかるようになります
 
なにより、
失敗していないということは、
なにも挑戦していないことと同義なのです
 
失敗してやろう、なんて意気込まなくていいですよ
失敗も成功も気にせずに、
精一杯楽しんでやればいいんです
 
そうすれば、
舟はあなたを正しい方向に導いてくれるでしょう
 
それが成功であっても
 
〝一時的な〟失敗であっても
 
 
 
 
 
 
ではこのへんにしておきましょう
 
以下に読書ノートの残りを貼っておきます
 
 
 
 
 
『最短コースばかり歩んでいては、30代で「退屈な人」と言われてご臨終
誰もが知っているような退屈な模範解答より、誰も考えつかないような面白い誤答のほうが評価されます
学生時代は最短コースを選ぶことが唯一の正解でした。ところが社会人になってからは、最短コースが必ずしも正解とは限りません
そんなものはすでに多くの先輩たちが考え尽して飽き飽きしているからです
最短コースよりも、どれだけ多くの「遠回りコース」を経験してきたのかが評価されます
「よくそんな誰も考えつかないような面白い遠回りができたね」というところからノーベル賞級の発明が生まれるのです』
 
 
『「転職しても変わらない。どこも一緒」は、真っ赤な嘘
何ごとも傍観者によるイメージ先行型ではなく、当事者によるファクト(事実)先行型で人生を送りましょう
サラリーマンの伝説の一つに、「転職しても結局はどこも一緒だよ。我慢するしかないよ」というのがあります
気をつけなければならないのは、その噂を流しているのは転職の経験者ではなくて未経験者であるということです
つまりあくまでもイメージによる噂に過ぎないのです
実際に転職経験者に直接聞いてみましょう。きっと違う話が聞けるはずです
成功したいのなら、イメージ先行型ではなくて事実先行型で生きることです』
 
 
『プライベートと仕事を分けている人は、結局は両方手に入らない
人生においてもともと一つのことを無理やり二つに引き裂いてしまうほど、無駄なことはありません
プライベートと仕事のどちらに比重を置くかという議論は間違っています。プライベートと仕事はもともと根っこが一つのものだからです
一つのものを無理に二つに分けようとするから、どちらかに比重が偏ってしまうともう片方がやきもちを焼いて主張し始めるのです
プライベートに問題がある人は時差を経て仕事にも問題が発生します。逆もしかりです
プライベートと仕事の一体化こそが本当の人生のスタートラインです』
 
 
『大企業だと組織が学べる。ベンチャー企業だと経営が学べる
どんな環境であっても学べないことはありません。学ぶ姿勢がある人と学ぶ姿勢のない人がいるだけです
大企業だからどうとか、ベンチャー企業だからどうとかあまり関係ありません
将来独立するならベンチャー企業で、一生安定した生活を求めるのであれば大企業と決めつけてはいけません
希望どうりだろうが希望に沿わない結果に終わろうが、今いる場所を楽しむことです
大企業にいれば否が応でも組織が学べます。ベンチャー企業だとリアルに経営を学べます
「□□だから勉強ができない」という人は、□□が手に入っても学べません』
 
 
『原理とはすでに宇宙に備わっていたもの
原則とは人間が原理に気づいてルール化したもの
万有引力ニュートンによって原理から原則へと導かれました』
 
 
『相談に来た人に、「みんな一緒ですよ」と言ったらチャンスは逃げる
これほど上から目線で嫌われるセリフも世の中にはないといっていいでしょう。人もお金も遠ざかります
自分を頼って相談しにきた人に対して、「みんな一緒ですよ」と知った風なことを言ったらそれで人間関係は終わりです
相談しに来たお客様は、みんな自分のことを特別な存在だと思っているからです
それが人間として正しいか否かという問題ではありません。人間の本質を知らなくてはいけないということです
いつまで経っても豊かになれない人というのは、こうした相手の自尊心を考えない人が多いのです
お客様はいつも特別な存在なのです』
 
 
『 リアリスト・感謝・勇気が独立の必須条件です 』
 
 
『どうしても呼びたい講師がいたのなら、自腹で上乗せして呼べばいい
予算の限界を夢が実現できないことの言い訳にし続けている人は、一生サラリーマンで終わる人です
本当に呼びたいセミナー講師がいるのであれば、自腹で呼びましょう
会社の予算が決まっているから呼べないというのでは熱意がなさすぎです
会社の予算内でしか呼びたくないということは、所詮その程度しか呼びたくなかったのです
仮に会社の予算が30万円に対して講師の講演料が50万円だったとしましょう
迷わず20万円自腹で上乗せするのです
感動されて返金されるかもしれませんし、講師と友達になれるかもしれません』
 
 
ではまた次回!