ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

理由はわからないけど、なにか気持ち悪い人たち

おはようございます

 

ついに悪の帝王フリーザが復活しました‥

 

クリリンも頭を剃りました‥

 

悟飯はテレビ版でもやっぱりジャージ(緑)でした‥

 

 

あ、ドラゴンボール超の話です

 

guts koporu takkaです

 

 

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石原行雄、ヤバい現場に取材に行ってきた!

 

 

 

はい、最近は自己啓発とかが続いてきたので、

ちょっと異色の回ですね

 

しかし、少し前に

 

〝自分の願望は、世間に認められるようなものとは限らない〟

 

とお話しましたよね

 

この著者の方も、

お仕事はルポライター

(〝現場〟を取材して記事にする人)

ですが、

元々の衝動は、

 

セックス、ドラッグ、ロックンロール

 

に心惹かれたというものです

 

 

上手な〝衝動〟の転化の仕方ですよね

そう生きるしかなかった、

ということかもしれません

 

そして、

この世界は綺麗なものだけではできていません

会社での人間関係のいざこざとか、

そんなものを遥かに越えるレベルで〝綺麗事ではない世界〟が、

そこかしこにあるのです

 

それはあなたの遠くにあるものではありません

いつだって、隣に静かにたたずんでいるのです

 

 

 

残念ながら、〝少なくはない〟人たち

 

『数分で、焼き上がった大量のモツが、みんなに配られた

「おいしぃぃぃーー!」
こてっちゃんの味だーー!」
「歯ごたえサイコーーー!!」
そらぞらしい。俺はどんどんシラけていった
クソが詰まっているときは「なかったこと」にしたくせに、
キレイになったら文字どおり「おいしいところ」は、しれっと享受する
俗に言う〝汚れ仕事〟のお決まりコースだ
口々にモツ焼きを褒めたたえる連中に、人間の小ズルさを垣間見たようで、
俺はイライラしていった』
 
とは言っても、
急に戦時下のイラクのお話や、
少女売春のお話をしてもピンと来ないと思うので、
(私も実感を持って話せませんし)
 
誰の人生にも置き換えられるような、
〝本質的な部分〟を引用しました
 
 
これは、日本版『サバイバー』の収録に著者が
参加したときのお話です
 
無人島で飢餓状態のなか、
ひとりが〝豚〟を発見した
捕らえて、〝猟師〟の孫の方が解体した
 
だけど、誰も〝腸〟には見向きもしない
豚の大便が詰まっている腸には
 
著者がクソに塗れながら海水で洗い流すが、
元々仲が良かった一人を除いて、みんな見て見ぬふり
なにかやってることに気づいてやってきた
 
〝熱血青年〟
 
も、クソを洗い流していることに気づくと見なかったふり
 
しかしいざ綺麗になって焼き上がると、全員狂喜
最後には目の前まで来たのに見て見ぬふりをした熱血青年が、
 
「これを食べられるのは石原さんのおかげだぞ!
 みんな感謝しろよ!」
 
と、
 
〝なぜか仕切る〟
 
というオチがつきましたw
 
 
 
いやあ‥
笑いごとではなく、ほんとにいますよねこういう人たち
 
と言うより、
自分で主体的に人間関係を選択していかなかったら、
たぶん気づいたら周りはこういう人たちばかりになるでしょうね
 
なぜなら、誰にだってこういう部分はあるからです
〝一部の汚い人〟がいるのではなく
 
なので主体的に選択をしない、
つまり周りに流されているような人の周りには、
〝そういう部分〟がより濃い人たちが集まります
 
まあ、引き寄せる原因はそれだけではないですけどね
 
こういった
〝中身のない良識〟や
 
〝うわっつら〟に満ちた人たちは、
 
ほんとにそこかしこにいますからね
 
どうしてか理由をはっきり説明できなくても、
 
〝なんかイヤだな〟
 
と思う人たちと慎重に距離を置くことはとても大切です
理由なんてものは、
徐々に後からわかってくるものです
 
放っておいたら、
頼んでもいないのに、
そのうちあなたを教え諭そうとしてくるでしょう
 
あなたが〝その世界〟を飛び出そうとしたときに、
 
「世の中、そんなに甘くないんだからな‥」と、
 
もっともらしい言葉で、
いかにもあなたを心配しているような顔をして
 
よくよく聞いたらその人に何の経験があるわけでもないし、
主体的に何かを調べたわけでもないことはすぐにわかるんですけどね
 
ましてや、
あなたを心配しているわけではもちろんありません
 
 
 
 
〝みんな〟を引き連れた人たち
 
『「なぜですか?そんなことしても、面白くありませんよね?
 共和国には、もっと見るべきものがたくさんありますよ?」
面白いか面白くないかを決めるのは、俺だ』
 
これは、
北朝〇鮮に著者が潜入取材したときのお話ですね
 
どこに行っても洗脳されきった人たちばかりなので、
マインドコントロールが比較的浅い?と思われる若者や、
 
〝用意された人間〟ではない街行く人に話を聞かせてくれ、
と言ったときの、
ガイドの発言です
 
 
これはもう洗脳があからさまな国のお話ですが、
日本も負けず劣らず洗脳国家だと思いますけどね
 
しかも、
 
〝洗脳されていると思ってすらいない人たち〟
 
が大多数なので厄介
 
面白いか面白くないかを決めるのは俺だ、
 
と著者は言っていますが、
ほんとに〝洗脳された人たち〟は、
こういう諭し方?をしてくる人が多いですね
 
「みんなが言ってるんだよ」
という言葉を使ってくる人や、
 
なんだかよくわからない〝事実のようなもの〟を
並べ立てて勢いで押してくる人は特に要注意ですね
 
 
〝みんな〟というものに実体はなく、
 
〝事実のようなもの〟をひとつひとつよく聞いていれば、
特に本人が主体的に何かを調べたわけでもなければ、
根拠も、中身も全然ない話だということがすぐにわかります
 
 
とは言え、人間はそんなに強いものでもありません
 
そういう人たちには、まず近づかないこと
 
そして、
自分の頭で考えることです
 
 
 
 
では今回はこのへんで
また次回!