ノルウェイの森の、もうちょいと奥まで

読書ノートから、世界の本質をひも解く

お塩少々、ティースプーン一杯分の狂気がお味のアクセントになります

『人を魅きつける何か

描かれているんが、愛でも、憎でも
混沌でも、寂寥(せきりょう)でも
お客さんが求めてはるんは、そこにある、ティースプーン一杯の狂気
満ち足り切った絵は面白(おもろ)ない』
 
 
『私から絵を奪っておいて、ここで終わったら許さへん
私を想おて
壊れたらええわ』
 
 
『この部屋、丸ごと子宮みたいね
でもここで膝を抱えてたら、二度と彼女には会えないよ
〝ここ〟から出ないと』
 
 
麻生みこと、路地恋話 1巻

f:id:c-b-a-from466:20151104180823j:plain

 

 

『そうだね、小説はどこでも書けるから

春は踏み出す季節だから』
 
 
『細けりゃええってもん違う
そこは、光源を考えるんや
そこ、もっと太く
絵の中の空気を、その流れを感じるんや
ほら、どんな音楽聴こえてきた?』
 
 
『自分曲げなあかんくらいなら、付き合う意味ないやろ
割れ鍋にピッタリ合う綴じ蓋を探すわ』
 
 
麻生みこと、路地恋話 2巻

f:id:c-b-a-from466:20151104181648j:plain

 

 

 

『敵うわけあらへん、亡くならはった女(ひと)になど

ああ違う、私は
私は、その女(ひと)の存在ごと、彼らに恋をした』
 
 
『「無知の知
自分が無知であることを知っている人は、それすら知らない者より遥かに賢いって、ギリシャの哲学者の言葉だ
君は、聡明な人だね
これからいくらでも、世界は広げられる』
 
 
麻生みこと、路地恋話 3巻

f:id:c-b-a-from466:20151104181848j:plain

 

 

 

『針は時間を刻むのに

中の時間は、止まったまんまなんです
面白いでしょ』
 
 
麻生みこと、路地恋話 4巻

f:id:c-b-a-from466:20151104181944j:plain

 

 

 

こんばんは

今日はじめて家で娘の沐浴(もくよく)をし、

奥さんがやるのを見学していました

父はとりあえず、

撮影&後片づけ担当です

 

あと、監督も兼任しています

guts koporu takkaです

 

 

 

 

普段からおもしろそうなら少女マンガも普通に読みますが、

これは良かったですね

京都に実在する、

駆け出しの職人さんたちが工房兼お店といった感じで住んでいる

 

『あじき路地』

 

をモチーフにしています

 

ちょうど昨日NHKで特集されていたので、

そろそろ放出してみました

 

f:id:c-b-a-from466:20151104191138p:plain

 

 

f:id:c-b-a-from466:20151104191212p:plain

 

 

f:id:c-b-a-from466:20151104191326p:plain

 

 

f:id:c-b-a-from466:20151104191343p:plain

 

 

 実際にはこういう感じみたいですね

私も初めて見ました

 

 

 

 ティースプーン一杯の狂気

 

『人を魅きつける何か

描かれているが、愛でも、憎でも
混沌でも、寂寥(せきりょう)でも
お客さんが求めてはるんは、そこにある、ティースプーン一杯の狂気
満ち足り切った絵は面白(おもろ)ない』
 
これは散々facebookとかでも言ってることなんですが、
 
たとえば
 
〝なんだかほんわりする〟
 
というような、癒し系的な感じが売りの
(絵だけではなくさまざまな)作家さんだったとしても、
どこかしらに〝狂気〟が潜んでいない作品は、
どこかあとひとつ味つけが足りないような気がしてしまいます
 
それは、
やはり人には多かれ少なかれ、
村上春樹さんの言葉を借りて言えば
 
『絶対に外に出してはいけない類のもの』
 
が内在しているもので、
それをそのまま世に出してしまったら他人も自分も
大変なことになります
 
そういったものを転化させるのは
アートの役割のひとつだと思うのです
 
転化させるものは決してそれだけではないし、
転化の方法もそれだけってわけではないでしょうけれど
 
そして、いまは亡きピンク・フロイドシド・バレットのように、
ギターのホール(アコースティックギターにある穴)に
猫を入れて弾いてみるってのはちょっとやり過ぎかもしれないですけどねw
 
 
 
 
割れ鍋に綴じ蓋
 
『自分曲げなあかんくらいなら、付き合う意味ないやろ
割れ鍋にピッタリ合う綴じ蓋を探すわ』
 
もちろん、なんの気遣いもせずに好き放題ってのは違いますが、
可能な限り
 
〝自分の心と身体が求めるように〟
 
動くためには、必要なことですね
変に理想を高く、とかじゃなくてw
世の中には、
 
「あたしは年収600万が最低条件」
 
とかって女性が(まあ男性にも同じようなのはいるでしょうが)
いますが、
そういう人に限って、
あなたにそれに見合った魅力があるのかなって人が多いですからね
 
そして、自分があまり気が進まないことは、
同時に他の人やパートナーが活躍できるチャンスでもありますから、
サッと任せてしまうほうがいいでしょう
まあ、あまり都合よく考え過ぎは危険ですけどねw
 
 
 
では今回はこのへんで
 
バイバイ!